豊田利晃の新作長編映画『次元を超える』2023年公開決定 「すべてをかけて挑みたい」

 『ナイン・ソウルズ』『泣き虫しょったんの奇跡』の豊田利晃監督の新作長編映画『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』が2023年に公開されることが決定した。

 近年は信仰を軸に『狼煙が呼ぶ』(2019年)、『破壊の日』(2020年)、『全員切腹』(2021年)など、『狼蘇山』シリーズとして混沌の時代に挑む作品を作り続け、今年は最新監督作『生きている。』を発表した豊田監督。2020年以降は毎年、東京2020オリンピック開会式であった7月24日に上映イベントを開催し、世に問いを投げる祭りを発信続けている。

 そして2023年に向けて、その集大成ともいえる最新長編映画『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』の製作が決定。安倍晋三元首相の国葬が執り行われる9月27日に製作が発表され、あわせてクラウドファンディングがスタートした。目標額は1億円で、2022年末までサポートを募る。本作は脚本執筆中で、舞台を宇宙まで広げて時空を超越するような壮大な物語が予定されている。新たにSF要素も加わり、『狼蘇山』シリーズの集大成であり、新章とも言える。

 あわせて公開されたイメージビジュアルでは、宇宙空間に浮かぶ、赤く染まった地球の姿が写されている。

豊田利晃(監督・脚本) コメント

誰もが叫びたい言葉があるだろう。国葬の日に。日々の日常に。
その小さな叫びを背負って、心を溶かされないで、新しい次元を超える映画の旅を歩みたいと思います。
映画は長編とか短編とか長さで良し悪しが決まるものではありません。
でも、今回は少し長い作品になりそうです。すべてをかけて挑みたいと思っています。
どうかご協力をお願い致します。
祈りを込めて

■公開情報
『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』
2023年公開
監督:豊田利晃
©豊田組
クラウドファンディングサイト:https://toyodafilms.stores.jp
豊田組公式サイト:https://www.toyodafilms.net

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