高橋文哉が語る、理想の役者人生 『君の花になる』で見せる“新たな一面”

 本田翼が主演を務める10月18日スタートのTBS系火曜ドラマ『君の花になる』。本作は、ある出来事により挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花が、崖っぷちボーイズグループ・8LOOMの寮母となり、一緒に“トップアーティストになる夢”に向かっていく物語。

 劇中に登場するボーイズグループ“8LOOM”は、期間限定のボーイズグループとして現実世界でも実際にデビュー。物語と連動したライブやイベントなど多岐にわたる活動を行う予定で、9月21日には1stシングル「Come Again」を配信リリースされた。

8LOOM 「Come Again」OFFICIAL MV [ENG/KOR/CHN SUB]【TBS】

 8LOOMのリーダー&センター・佐神弾を演じるのは高橋文哉。2019年に『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)で主演を務め、その後もドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)、『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)、『悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)と話題作に出演。昨年10月期に放送された『最愛』(TBS系)では、吉高由里子演じる主人公の弟役で繊細な演技を披露し、多くの視聴者を惹きつけた。

 高橋は今回、歌とダンスに初挑戦。「期間限定ではありますけど、実際にボーイズグループでデビューして活動していくと聞いたときにはすごく驚きましたし、ワクワクとドキドキがありました」とドラマ出演決定時の感想を明かし、「いざメンバーとレッスンをすることで『アーティストの方たちは、こういうことをしているんだ』と知れたりもして。決まったときには不安でいっぱいでしたが、だんだんチーム感も出てきて、今は少しワクワクが強くなってきたなっていう印象です」と少しずつ変化してきた心境を打ち明ける。(※5月某日取材)

 オーディションのグループ審査には、宮世琉弥、八村倫太郎、NOAと共に臨んだ。「もちろんそのときは『オーディションで通過して、一緒にやらせてもらおう』という気持ちでした。これまで小グループでお芝居するオーディションはなかったので、『ボーイズグループの“ライブ配信”の空気感を出してほしい』といった審査もすごく新鮮でしたし、決まったときには『あっ、あのメンバーは全員いるのか』とホッとしたりもして。難しかったところもありますけど、オーディションでもその関係性とかを見ていただいてたのかなと思うと、すごく思い出深いですね」と、仲間と挑んだオーディションを懐かしんだ。

 演じる佐神弾の愛称は「弾」、メンバーカラーは「赤」。メン花は「ガーベラ」で、「常に前進」「限りなく挑戦」といった花言葉がある。高橋は「佐神弾は8LOOMのリーダーで、人間性としては“ツン多めのツンデレ”。すごく素直なんですけど、それを素直に伝えるのが苦手な人」と役どころを分析。自分自身との共通点は「今のところは見つかってない」とし、「ツンツンした役をやったことがないので、今まで僕が演じてきたキャラクターとの違いをお見せできたらと思っています」と、“新たな一面”を見せると予告した。

関連記事