『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』ジャン=リュック・ゴダール、91歳で死去
「ヌーヴェルヴァーグ」の旗手として世界の映画シーンを牽引したフランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダールが91歳で亡くなったことが、9月13日にフランス紙リベラシオンなどで報じられた。
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『勝手にしやがれ』(1960年)、『気狂いピエロ』(1965年)、『カルメンという名の女』(1983年)、『ゴダールの映画史 』(1998年)など、映画史に刻まれる作品を生み出し、世界各国の映画人に影響を与え続けたゴダール。
2000年以降も『愛の世紀』(2001年)、『アワーミュージック』(2004年)、『ゴダール・ソシアリスム』 (2010年)、『さらば、愛の言葉よ』(2014年)と、年齢を重ねても最新映像技術を用いながら新作を発表し続けた。
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現在発表されている最後の作品は、2018年の『イメージの本』。現代の暴力、戦争、不和の世界に対する彼の怒りを乗せて、この世界が向かおうとする未来を指し示す5章からなる物語は、第71回カンヌ国際映画祭で史上初めて、最高賞であるパルムドールを超越する賞として特別に設けられたスペシャルパルムドールを受賞した。
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