9月21日よりディズニープラスで独占配信される『キャシアン・アンドー』で主演を務めるディエゴ・ルナのコメントが到着した。

　本作は、『スター・ウォーズ エピソード4／新たなる希望」の直前を描いた『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』の5年前、帝国が支配する暗黒の時代を舞台に、反乱軍として立ち上がる名もなき人々の物語を描いたオリジナルドラマシリーズ。

　ダース・ベイダーら帝国軍と敵対する、『スター・ウォーズ』シリーズに欠かせない反乱軍誕生の秘密が描かれる本作。『ローグ・ワン』で反乱軍の情報将校として命がけの戦いをみせた“キャシアン・アンドー”を演じるルナは、「帝国の支配に対する革命がどのようにして始まったのかを紐解く物語」と語り、本作が正史に繋がる重要なシリーズであると明かした。 

　『新たなる希望』に登場したレイアやジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーらが後に協力する反乱軍は、銀河を支配しようとする帝国軍の抑圧に対抗するため、兵士やパイロット、襲撃部隊、外交官らなどが力を合わせ戦う組織。数も力も帝国軍には遥かに及ばない反乱軍だが、ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロなどお馴染みの面々をはじめ、強い闘争心と決意溢れる兵士たちが共和国再建のため奮闘する。そんな正史のなかでも要となる“反乱軍”がいかにして誕生したのか。その形成期が語られる本作には、『ローグ・ワン』に登場した情報将校キャシアン・アンドーや正史にも度々登場していた反乱軍のリーダー、モン・モスマらが登場。『ローグ・ワン』でキャシアンは、持ち前の情報網を駆使して最も有効な戦術を導き出し、帝国軍の究極の兵器デス・スターの設計図の略奪に力闘していたが、本作では彼の過去を描きながら反乱軍が徐々に出来上がっていく名もなき人々の物語が描かれる。

　再びキャシアンを演じることとなったルナは、「『ローグ・ワン』では語れることに限界があった。実は、反乱軍のキャラクターたちの人物像にはまだ多くの疑問が残っているんだ。今回のシリーズで僕たちは、 帝国の支配に対する革命がどのようにして始まったのかを紐解く物語を語れる機会を得たんだ」と、『ローグ・ワン』では描き切れなかった反乱軍のメンバーの過去にフォーカスすることで、反乱軍の形成期が明らかになると解説。

　さらに全12話のうち、エピソード 1～3 と 8～10 の監督を務めたトビー・ヘインズは、「キャラクターたちの皮を一枚ずつむきとるようにして、人としてのあらゆる側面を見せています……彼らが下す決断、帝国側と反乱軍側どちらの側につくのか、 誰の味方になるのかーー。私が心から面白いと思っているのは、革命を起こす人々の思考や発想についてその原点を掘り下げることです」と語り、世の中が帝国軍一色に染まる中、正義を掲げて反旗を翻すための第一歩を踏み出した人々の思い が、反乱軍の発足を語るうえで欠かせないことを明かした。

■配信情報
『キャシアン・アンドー』
ディズニープラスにて、9月21日（水）より初回3話独占配信
©︎2022 Lucasfilm Ltd.