『美男堂の事件手帳』黒幕コプリの正体が明かされる ソ・イングクのかわいい嫉妬も

 Netflixで配信中の『美男堂の事件手帳』クライマックスを迎えた第15話と第16話。第1話から追い続けた連続殺人犯“黒幕コプリ”の真実が明かされる展開に。

※以下、 ネタバレあり。

 宅地開発起工式に乗り込んだナム・ハンジュン(ソ・イングク)は、大勢の記者が集まる中で不正に携わった人物たちとその証拠をスクリーンに流す。ハン・ジェヒ(オ・ヨンソ)と警察の強行班チームも到着し、財閥チェガングループ後継者のチャ・スンウォン(イ・ジェウン)らを逮捕する。しかし、すべての不正はイム伯母(チョン・ダイン)によるものとされ、スンウォンは釈放される。

 ハンジュンとジェヒは、スンウォンら不正の温床を一網打尽し、コプリの正体に辿り着こうとするも失敗する。チャ・ドウォン検事(クォン・スヒョン)は兄スンウォンの犯罪を暴き、罪の償いをさせようと、ハンジュンら美男堂チームとジェヒとともに、スンウォンの過去の事件を調べることにする。

 ドウォンの記憶を頼りに、20年前にスンウォンが犯した罪について捜査を始めるも、記憶を呼び覚まそうとするうちにドウォンの様子がおかしくなる。ドウォンは事件当時のスンウォンの家庭教師を探すうちに、チョン・ヘユン(ウ・ジュンウォン)の記憶がフラッシュバックする。一方、コン・スチョル(クァク・シヤン)は、スンウォンを尾行し、スンウォンが“ヘユン心療内科”に行ったことを突き止める。

 物語の展開がシリアスに進み、緊迫感が高まっている。そんな中でのハンジュンとジェヒのつかの間の休息のような食事シーンに癒される。ハンジュンとジェヒが仲睦まじく食事している最中に、ドウォンと電話をし、ドウォンの心配をするジェヒ。嫉妬するハンジュンは、怒ったり拗ねるのではなく、口先を尖らせてジェヒの肩に頭を乗せ甘えるのだ。ソ・イングクのその表情、仕草がとてもかわいい。観ていて心がなごみ、ホッとひと息つける癒しのシーンだ。

関連記事