『ちむどんどん』なぜ誰も賢秀を止めない? 母親を“ねずみ講”に巻き込む長男

 8月16日に放送された『ちむどんどん』(NHK総合)第92話では、沖縄料理の店を開くことに決めた暢子(黒島結菜)が資金繰りに悩む中、物件探しを始める。

 暢子が和彦(宮沢氷魚)や三郎(片岡鶴太郎)らと「あまゆ」で信用金庫の融資担当者・坂田(安井順平)と面談した後、賢秀(竜星涼)があまゆに現れ、結婚祝いだと言って、手作りの“200万円引換券”を暢子に渡す。我那覇(田久保宗稔)と再会し、新たな“ビジネス”を始めた賢秀だったが、ビタミン剤を売るその仕事はまさに“ねずみ講”。視聴者からは「なぜ、この場にいる大人は誰も賢秀を止めないの?」「和彦は新聞記者なんだから、ねずみ講だと指摘してやってよ」など、一斉に呆れた声が上がった。

 暢子からの電話で賢秀の話を聞いた沖縄の良子(川口春奈)は、「ねずみ講? それ、つい最近取り締まる法律ができたマルチ商法のことでしょう。ニーニーはマルチ商法を始めたってこと?」と憤慨し、急いで母・優子(仲間由紀恵)が巻き込まれていないか確認しに実家に向かう。案の定、優子は賢秀から頼まれて“会員”になってしまっていた。SNSには「優子さんは、今ならオレオレ詐欺に確実に引っかかってしまうタイプ」「たまには優子さんが賢秀をガッツリ叱っている姿も見てみたい」といったコメントが見られた。

 暢子が店を持とうと頑張っているのと同時期なだけに、賢秀の“ビジネス”の行方が非常に心配だ。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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