萩原利久×豊田裕大“トップコート”対談 後輩から見た中村倫也×松坂桃李×菅田将暉の姿とは
背中を見せてくれる“カッコイイ”菅田将暉
――おふたりとトップコートでいうと、菅田将暉さんがひとつキーワードとして挙げられるかと思います。萩原さんは菅田さんとの共演がきっかけでトップコートに移籍し、豊田さんも憧れの俳優の一人に菅田さんを挙げていました。
萩原:僕は節目節目で菅田さんの現場を見せていただいています。トップコートに入ったばかりのときは菅田さんの撮影現場を見学させてもらって、舞台をされていたときは夏休みに稽古場に行って……。おっしゃる通り入り口が菅田さんですし、ここに来るまでの過程で見続けてきた人ではあるので、たまに現場でご一緒できると大きなモチベーションになります。菅田さんは、手取り足取り教えるというより背中を見せてくれるスタイルの先輩だと思います。だからこそ、現場に見学に行く際も自分がどこを吸収しようか準備していかないと意味がない。それが僕には楽しかったし、14、15歳のときからできていたおかげでいまの自分の中に取り入れられているものも大きいと感じます。拒むことなく、それをやらせてくれる環境もありがたいですね。常にオープンでいてくれる先輩で、僕にとっては切っても切れない存在です。
――萩原さんと菅田さんの初共演は『運命の人』(2012年/TBS系)ですから、もう約10年に及ぶ関係ですね。
萩原:最初は菅田さんの膝に乗ってました(笑)。少しずつ菅田さんを見る目線が上がっていって、自分の身長が伸びたのを実感していました。
豊田:うらやましい……。僕はまだトップコートに入って1年くらいなので、まだまだ「テレビで観る人」というイメージです。中学のときから「菅田将暉が出ている」という理由で映画やドラマを観ていましたし、それくらい惹きつけるものがある人だと思います。事務所に入ってお話ししても、イメージはそのまま。浮足立っていないし下にも行き過ぎないし、フラットで地に足がついているけど輝いていてすごいなと感じます。僕はまだ知らないけど、この業界でそのスタンスを貫き続けるのはすごく難しいと思うんです。だからこそ、菅田さんはカッコいい存在ですね。
兄貴感がありつつ、つかみどころのない中村倫也
――豊田さんは、7月28日発売の雑誌『NYLON JAPAN』に登場。裏表紙(GUYS COVER)は中村倫也さんです。中村さんについてはいかがですか?
萩原:倫也さんはいつ会ってもつかみどころがないんですよね(笑)。
豊田:「どこまでが本気なんだろう?」とは感じましたね。底が見えないというか、すごく深い人だと思います。
萩原:トップコートで一番謎めいている存在な気がします。盛り上げるときはちゃんと盛り上げてくれるけど、真顔でテンションが上がったりする(笑)。ずっと不思議な存在ですね。
豊田:『日曜日の初耳学』(TBS系)のロングインタビューを観たとき、倫也さん自身が挫折を経験しながら今の道にたどり着いたと知って、そういったことも関係しているのかなと感じました。安心感がありますよね。
萩原:みんなが集まったときに一番兄貴感があります。
松坂桃李は「遊☆戯☆王のお兄さん」
――松坂桃李さんについても伺えればと思いますが、萩原さんは松坂さんと『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)つながりがありますね。
萩原:桃李さんはもう「遊☆戯☆王のお兄さん」というイメージです(笑)。
豊田:無課金で「遊戯王 デュエルリンクス」の最高ランクに到達したという……(笑)。あれはやっぱりリアルなんですか?
萩原:うん(笑)。トップコートの3人のお兄さん(中村倫也、松坂桃李、菅田将暉)のなかで、桃李さんが一番交流が少ないかもしれません。中学生の頃、同じ作品に出演させていただいたことはあるのですが、一緒のシーンではなくて…。現場でご一緒したことがまだないので、いつかやってみたいです。
豊田:桃李さんは僕の地元の高校に通っていらっしゃって、すごく親近感があります。「あそこに通っていたんだ!」とわかるくらい近いんです。
ハプニングやアクシデントも楽しめる
――通称「トップコート3兄弟」についてお話を伺ってきましたが、来たる「トップコート夏祭り2022」では萩原さんと豊田さんがMCを務められます。となると先輩たちをリードしていく展開もあるのでは?
萩原:いまいちまだ何をやるのか把握しきれていないんです(笑)。「MCをやる」ということしか知らされていない。本当に未知ですね。社内コンテンツでみなさんとがっつり絡むのは初めてかもしれません。
豊田:僕は去年行われた「トップコート夏祭り2021」内の「特別ホームルーム」で菅田さんとご一緒しましたが、今年まだ2回目なのでどうなるか全くわかっておらず不安と楽しみの両方です。でも、事務所でこういったことをやっているところって少ないですよね。改めてトップコートはすごくファミリー感が強い事務所だなと思います。
――『Hello!これがトップコートランドですラジオ』にも通じますが、ある種のハプニングやアクシデントも楽しめるのがトップコートランドならではというか、観る側においてはお得感もあるような気がします。
萩原:本当にイチからみんなで作っている感じがありますよね。ラジオもそうですが、丸投げにはできないから自分たちもちゃんと打ち合わせに参加しますし、僕たちも自分から能動的に話して作っています。普段の役者の仕事だと、全体を見ると一部しか参加できないんです。企画や脚本ができてから現場に入って撮影して、編集前にはいなくなる立場ですから。それがこっちだと、かなり前段階から参加できる。すごく希少ですし、普段から一緒に仕事をしている皆さんとだから環境としてもやりやすい。失敗しても何かにつながるだろうから、とりあえずやってみよう!となれます。
豊田:失敗すらも楽しめるし、客観的に「愛されている」と感じます。ファンの方にもトップコートという事務所自体への愛が強い方が多いから楽しんでいただけているんでしょうし、すべての距離が近い感覚があります。
萩原:確かに。Q&Aコーナーなど、普段見てくださっている方とレスポンスしあうコーナーもあるのでいいなぁと思います。
ラジオでも発揮される抜群のコンビ
――最後に、お互いに好きなところを教えて下さい!
豊田:ない!? 僕はありますよ。えーと……真面目なところ。
萩原:適当だな!(笑)
豊田:この前一緒にご飯に行ったんですが「俺は失敗したくない。勝算がないところに飛び込みたくない」と言ってませんでした?
萩原:そういうのはこういうところで話すもんじゃないよ(笑)。僕、あからさまな負け戦をしたくないんです。じゃんけんであっても勝ちたくなっちゃうからできる限り準備するという話をしたんですが……。2回一緒にラジオをやってみて確信しましたが、完全に舐められてますね(笑)。
豊田:舐めてないですって! 僕がこういう距離感で行かないと利久さんが心を開いてくれないと思ったから、わざとそうしているんです。最初会ったときも一歩引いていたし、僕がグイグイいった方が殻を破れるだろうなと思って。
萩原:じゃあ気を遣っていただいているんですね……。本当に気の遣える、出来た子です。
豊田:悪い顔してるなー(笑)。それこそ悪いですよ、先輩!
萩原:基本、僕らはこんな感じです(笑)。
■配信情報
『TopCoat夏祭り2022〜Yes!We Camp!〜』
「TopCoat Land」にて、8月20日(土)19:00から生配信
出演:菅田将暉、中村倫也、松坂桃李、萩原利久、深尾あむ、夏子、大西利空、三浦獠太、マーシュ彩、山時聡真、近藤華、豊田裕大、白鳥玉季、中川翼、新井美羽ほか
TopCoat Land会員限定チケット:1,800円(税込)
※TopCoat Land会員限定チケットは、本配信後の「アフタートーク」付きとなります。
※TopCoat Land会員限定チケットは、300円コース/500円コースどちらの会員でもご購入いただけます。
一般チケット:2,800円(税込)
※チケットのご購入にはBitfanIDが必要となります。
チケット販売期間:7月22日(金)19:00〜8月31日(水)21:00
アーカイブ配信:8月21日(日)19:00〜8月31日(水)23:59
©︎TopCoat
公式サイト:https://sp.tcland.jp/
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