『ちむどんどん』トラブル続き? 波瀾万丈なアッラ・フォンターナの歴史を振り返ってみる
そして1978年。暢子は雑誌からのインタビューを受ける。しかし、矢作と桃木(池田航)、玉島(櫻井圭佑)の厨房メンバーがずっと“働き蜂”でいることに不満を持ち、突如退職届を置いて店に来なくなってしまった。これも、1977年での様々なハプニングが影響したのかもしれない。とはいえ、せめて辞める1カ月前に相談してほしいところ。急遽欠員が出たため、房子が1日厨房に入ることに。次の日から知り合いから助っ人を手配できたと房子が言っていたため、現在キッチンで働いている見慣れない面々は恐らくその助っ人なのだろう。今後、矢作たちが去っていったことに対してオーナーやスタッフはその原因を考える機会がくるのか。矢作がこれで“退場”するとも考えにくいため、遅かれ早かれ、彼らのその後については明かされるときが来るだろう。
まさに波瀾万丈のフォンターナ。第67話では房子が暢子に独立を促していたため、暢子が店を継ぐ展開はなさそうだ。二ツ橋も将来的には実家を継ぐ可能性もあるため、房子は一代で終わらせてしまうのだろうか。いずれにせよ、今後のフォンターナの未来が明るいことを願いたい。
※高嶋政伸の「高」はハシゴダカが正式表記。
■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK