続いて中村は、1週間先のセリフまで覚えているという有村を絶賛。有村は「朝ドラは、月曜日に1週間分のリハーサルがある。そのために1週間分チェックするのは、意外とどの作品にも活用できると気づきまして」とにっこり。かたや、直前にならないとセリフを覚えられないという中村だが、今作でも長ゼリフを次々に披露する。「いつから覚えるの？」と興味津々の小田に「前々日くらい？」と返すと、「それで覚えられるんですか!?」と衝撃を受ける有村。中村は「やったらすぐ忘れるけど。うまいこと抜けていくから。僕は（容量が）2メガくらいしかないので」と、頭を指差して笑わせた。

　そんな中村に対し、有村は「気づきがすっごくある方」と信頼を寄せる。「私はお仕事ドラマが初めてで、読み込み方に苦戦していて。一緒にいると学びがあるので、いつも有意義な時間を過ごさせてもらっています」と語り、「ただセリフを覚えて現場でやっている方ではないと、私は思う」と続けると、「赤楚が教えてくれるんですよ。Eメールで」ととぼける中村。これには赤楚も、「僕が教えてたら、ワケわかんないじゃないですか！」と楽しそうにツッコみを入れていた。

　オリジナルストーリーで描かれる本作について、さだが「画として新しいことがいっぱいある。すごいな演出家って」と語ると、有村も「塚原（あゆ子）さんの巧みなパフォーマンス力」と納得の様子。中村は「いいカオスなんですよね。物語は二転三転していって、予想がつかないし、スピード感もあって飽きずに見られる。バディものなのか、お仕事ものなのか、人情ものなのか、法律ものなのか。いろんな側面があって、それがうまいことまとまっている」と自信を見せ、「各話、今だからできる法律に関するテーマが依頼としてやってくるので、いろんな意味で見どころの多い、観るべき作品なんじゃないかな」とドラマをアピールした。

　なお、「誰もが知っているあの方」が歌うドラマの主題歌は、初回放送当日の朝、解禁されるという。

■放送情報
金曜ドラマ『石子と羽男ーそんなコトで訴えます？ー』
TBS系にて、7月8日（金）スタート 毎週金曜22:00～22:54放送
※初回15分拡大
出演：有村架純、中村倫也、赤楚衛二、おいでやす小田、小関裕太、さだまさし
脚本：西田征史
演出：塚原あゆ子、山本剛義
プロデュース：新井順子
編成：中西真央、松岡洋太
製作：TBSスパークル、TBS
(c)TBS
公式サイト：https://www.tbs.co.jp/ishikotohaneo_tbs/
公式Twitter：＠ishihane_tbs
公式Instagram：＠ishiko.to.haneo_tbs