『ちむどんどん』智の暢子への想いに気づいていなかった和彦 善一は優子が好き……?

 6月20日に放送された『ちむどんどん』(NHK総合)第51話では、二ツ橋(高嶋政伸)が両足を骨折するという大けがをして入院し、「アッラ・フォンターナ」の厨房は大混乱に陥る。二ツ橋が退院するまでの1カ月、厨房の司令塔となる「シェフ代行」を、房子(原田美枝子)が二ツ橋と相談して選ぶことに。

 二ツ橋不在の1日目、矢作(井之脇海)が厨房を仕切ろうとするが、指示の出し方は乱暴だし、気が荒いため、鍋からソースがぶちまけられて作り直しになるという大失態に。結局、房子がシェフ代行に選んだのは暢子(黒島結菜)だった。SNSでは「矢作さん、テンパりすぎ」「怒鳴り散らすのは良くないけど、ちょっと気の毒……」などというコメントが見られた。

 一方、「あまゆ」では、智(前田公輝)が暢子のことを好きなのは一目瞭然だという話で沸く中、暢子も智の気持ちに気づいていないが、和彦(宮沢氷魚)も分かっていなかったことが発覚。恋人の愛(飯豊まりえ)に「鈍感」と言われてしまっていたが、SNSでは「和彦君、慌ててる!? その反応が気になる」「愛ちゃんがいるんだから暢子に傾かないでね」といった和彦と愛の関係の行方を心配する声が。

 そんな中、沖縄の「共同売店」では、おばぁたちが夜遅くまで甲斐甲斐しく働く優子(仲間由紀恵)に、「明日も朝早くからね? 泊まっていけば?」「善一(山路和弘)と一緒に住めばいいさ!」と言い出す。優子は「名案であるさね」と冗談に乗っかる口調でサラッと返答。優子が帰宅すると、おばぁたちは「第2の青春だ~るね~」などと噂していたが、善一はまんざらでもない様子だった。SNSには「お? 善一さん?」「善一さんは優子さんを好きなのか!」というコメントが上がり、人気キャラクターの善一をほほ笑ましく見守るムードで盛り上がっていた。暢子をめぐる智と和彦、優子と善一など、今後の恋愛パートも気になるところだ。

※高嶋政伸の「高」はハシゴダカが正式表記。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00~8:15、(再放送)12:45~13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30~7:45、(再放送)11:00 ~11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

関連記事