ホアキン・フェニックス『ジョーカー』続編進行中 監督が脚本の表紙をInstagramで公開
ホアキン・フェニックス主演DC映画『ジョーカー』(2019年)を手掛けたトッド・フィリップス監督が、自身のInstagramで同作の続編に関する写真を投稿した。
2019年に公開された『ジョーカー』は、第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む11部門にノミネートされ、アーサー・フレック/ジョーカー役を演じたフェニックスが主演男優賞を受賞したほか、第76回ヴェネチア国際映画祭で最高賞(金獅子賞)を獲得し、アメコミ映画史上初の快挙を遂げるなど、数々の映画賞を受賞した。
また、全世界興収は10億7000万ドルを突破し、R指定映画として初めて10億ドルを超え、それまでR指定映画の歴代興収1位であった『デッドプール2』(2018年)を抜き、トップに躍り出るなど、話題を呼んだ作品だ。
フィリップス監督は6月8日、2枚の写真を投稿。
1枚目は脚本の写真で、真っ赤な表紙には、『JOKER: Folie a Deux』というワーキングタイトル(仮タイトル)の下に、「Written by Scott Silver & Todd Phillips」(脚本:スコット・シルヴァー、トッド・フィリップス)と書かれている。タイトルの『Folie a Deux』はフランス語で“二人狂い”を意味し、“感応精神病”(一人の妄想がもう一人に感染し、複数人で同じ妄想を共有することが特徴の、妄想性障害のひとつ)の意味にもあたる。
2枚目の写真では、フェニックスがタバコをくわえながら、脚本らしきものに目を通している様子がうかがえる。
ワーナー・ブラザースは『ジョーカー』の続編について現時点で正式に発表していないものの、これまでフィリップス監督が『ジョーカー』続編の共同脚本を担当する契約を結んだことが報じられるなど、かねてより続編に関する噂が囁かれていた。
また、フェニックスは以前、The Playlistのインタビューで続編について問われた際、「(ジョーカーについて)もっと探求できることがあるかもしれません。でも、実際にやるかどうかは分からないです」と答えていた。
フィリップス監督の投稿へのコメント欄には、「まさか、嘘でしょ」「待ちきれない、楽しみ!」など、驚きと喜びの声が多数寄せられている。
参考
https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/joker-2-title-revealed-1235160921/https://www.gamesradar.com/joker-2-writer-todd-phillips-sequel/https://theplaylist.net/joaquin-phoenix-still-open-to-more-joker-hasnt-heard-updates-sequel-20211005/