『パリピ孔明』七海が明かした過去とAZALEAとしての姿 96猫が圧巻の歌唱力を発揮

 TOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『パリピ孔明』。第9話「たみくさのために」では、七海がこれまで謎に包まれていた過去とAZALEAのメンバーのひとりであることを英子に告げるのだった。

 七海の元へかかってきた1本の電話。その相手は大手音楽事務所・KEY TIMEのプロデューサーを務める唐澤だった。唐澤に黙って路上ライブをひとり続けていた七海だったが、すでに彼にはバレてしまっていたようで、「今すぐに辞めろ」「英子と二度と関わるな」と関係を断ち切るよう告げられる。

 その間にレコーディングのため、スティーブ・キドの元を訪れていた英子は、全てを否定された前回からは大きな進歩を見せ、少しずつ認められるようになっていた。しかし、キドは「自分の芯の部分、何のために歌っているのか分からないとダメ」と英子に足りない部分を指摘する。「自分らしさ」を見つけた英子の前に再び難題が降りかかるのだった。

 新たな壁にぶつかり落ち込む英子に優しく寄り添う七海。路上ライブで歌声を交わしあった2人はすでに見えない絆が芽生え始めていた。そんな英子を見て気晴らしにどこか行こうと誘う七海だったが、英子の元には孔明からもらったスカイスクエアの展望デッキのチケットがあった。なんというタイミングだろうか。全て孔明のお見通しというわけなのだろう。英子は七海に「何のために歌うのか」と問いかけるが、「好きにやってるだけ、路上では」と判然としない返事が返ってくるばかり。「やっぱり英子には話しておきたいな」と七海の口から告げられたのは、アイドルバンド・AZALEAのベースボーカルであるという事実だった。驚きのあまり目を見開いたまま静止するしかない英子。それも無理はない。AZALEAの姿とストリートミュージシャンとしての七海の姿はあまりにもかけ離れすぎている。AZALEAとして活動していながら、路上ライブをするのは何か理由がありそうだ。

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