駿河太郎&石垣佑磨、犬猿の仲の兄弟役で『元彼の遺言状』出演 第7話までの見逃し配信も

 5月30日放送のフジテレビ月9ドラマ『元彼の遺言状』の第8話に駿河太郎と石垣佑磨が出演することが決定した。

 本作は、宝島社主催の2021年第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新川帆立による同名小説を実写化するリーガルミステリードラマ。主人公の元彼・森川栄治が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、主人公が依頼人と共謀して遺産を狙う破格の遺産相続ミステリーの原作の世界観はそのまま、ドラマオリジナルのエピソードも描いていく。

 駿河が演じるのは、西園寺製鉄の社長・西園寺一蔵(金田明夫)の長男・西園寺渉。大きな屋敷で一蔵と同居しており、風呂場で一蔵が亡くなっているのを発見する。鑑識によれば死亡推定時刻は12時間ほど前だというが、麗子(綾瀬はるか)が一蔵から直々に弁護依頼の電話を受けたのは3時間前のことだった。不可解な事象を巡って麗子たちが真相を追う。駿河は2011年放送の連続テレビ小説『カーネーション』(NHK総合)で一躍注目を集め、話題の映画やドラマに立て続けに出演。月9ドラマには『ラヴソング』(2016年/フジテレビ系)以来6年ぶり、2回目の出演となる。

 一方、石垣が演じるのは、一蔵の次男・西園寺恭介。かつて家を飛び出し一蔵に勘当されているが、父の遺産を目当てに屋敷に近づく。兄の渉は「父さんの世話をしてたのは俺だ! 遺産は一つも譲らないからな!」と恭介に対し強く突っかかる。一方の恭介も「俺だってもらう権利はあるだろう!」と引き下がらず大ケンカが勃発する。石垣は『ごくせん』(2001年/日本テレビ系)や『ウォーターボーイズ』(2003年/フジテレビ系)などの学園ドラマや数々の話題作に出演。月9ドラマには2019年放送の『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)第5話にゲスト出演して以来3年ぶりの出演となる。

 また、これまで放送された第1話から第7話までがTVerとFODにて一挙見逃し配信されることが決定した。配信期間は第7話放送終了後から第8話放送直前までの1週間を予定。麗子と篠田(大泉洋)が数奇な出会いを果たしてから謎解きバディを組むに至るまでを振り返る。

駿河太郎(西園寺渉役)コメント

台本を読んだ感想

大泉さん(演じる篠田)のエピソードがいよいよ動き出して、ここからどんどん面白くなっていく空気感が台本からも伝わってきました。

共演者について

佑磨とは映画や舞台で長い時間過ごしてきた仲なので、今回も楽しかったです。律儀な男なので、共演が決まった時は“お願いします!”と連絡をいただきました。綾瀬さんは今回初めて共演させていただきましたが、以前からお芝居をご一緒したいと思っていた方だったので、オファーをいただいた時は“もちろんやります”とお返事しました。大泉さんは『龍馬伝』(2010年、NHK)の時大変良くしていただきましたし、勝村さんは大好きな先輩ですので、こういった先輩方とまたご一緒できて本当にうれしいです。

視聴者へメッセージ

ここからどんどん面白くなっていきますので、第8話が視聴者の皆様にとってワクワクする回になればいいなと思います。我々もこの作品の一つのスパイスになれたらうれしいです。

石垣佑磨(西園寺恭介役)

連続ドラマにゲスト出演させていただく時は独特の緊張があるのですが、駿河太郎さんと兄弟役なのでとても楽しかったです。レギュラーの役者さんもスタッフさんも明るく、参加しやすい現場でしたので感謝しています。兄弟、家族、そして遺産。人間関係を大切に表現できればと思っています。駿河さんとは何度も共演させていただいていますので、その関係がドラマにとっていいスパイスになればいいと思っています。

■放送情報
『元彼の遺言状』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:綾瀬はるか、大泉洋、関水渚、望月歩、生田斗真、浅野和之、勝村政信、古屋呂敏ほか
原作:『元彼の遺言状』新川帆立(宝島社)
脚本:杉原憲明
演出:鈴木雅之、澤田鎌作
プロデュース:金城綾香、宮崎暖(「崎」はたつさきが正式表記)
音楽:川井憲次
(c)フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/motokare/
公式Twitter:@motokare_cx_
公式Instagram:@ motokare_cx

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