法廷ドラマとしても期待の『シー・ハルク』予告解説 『エターナルズ』と繋がる可能性も?
さて、砲手でのバトルシーンで肩だけ映っているのが今回のメインヴィラン、ティターニアだと思います。その後、しっかりと予告編で姿を現していますが、彼女はシー・ハルクに匹敵する怪力女性。この名を襲名したヴィランは複数いるのですが、どのバージョンだろう。『グッド・プレイス』のジャミーラ・ジャミルが演じます。そして1分23秒目はアメコミファンを狂喜させたシーンです。この緑色の男は、フロッグマン(カエル男)というキャラ。本名はユージーン・パティリオといって、お父さんはリープフロッグとというヴィランでした。そんな父の開発したスーツを装着し、ヒーローを目指している若者です。スパイダーマンとコンビを組んだこともあります。まさかフロッグマンを実写で見られるとは!
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』の原題は、「She-Hulk: Attorney at Law」です。「Attorney at Law」とは「Lawyer」と同じ弁護士を意味します。わざわざこの副題を付けるということは“法廷もの”的楽しさもあるということでしょうか。法廷ものは海外ドラマの鉄板ですからね。しかも、彼女は超人・ヒーローが絡む事件専門の弁護士です。また、シー・ハルクは結構、恋の浮名を流すキャラでもあり、ラブコメ的な要素も期待してしまいます。個人的に楽しみなのは、コミックでシー・ハルクが「ファンタスティック・フォー」のメンバーだったこともあるので、、MCU版ファンタスティック・フォーとの繋がりです。また、最近『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で電撃復帰した、チャーリー・コックス演じるデアデビルことマット・マードックが“弁護士仲間”でサプライズ出演するかも?
さらにシーハルクはコミックの中で、デイリー・ビューグルのジェイムソン編集長の息子と結婚したり、スターフォックスというキャラと絡んだこともあります。このスターフォックスはエロスともいい、映画『エターナルズ』の最後に出てきたハリー・スタイルズが演じていた超人です。彼らともリンクするでしょうか? シー・ハルクの登場は、MCUの今後の広がりも見せてくれるかもしれません。
■配信情報
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』
ディズニープラスにて、8月17日(水)16:00より独占配信開始
(c)2022 Marvel