『サマータイムレンダ』南方ひづるが心強い味方に “影”の見分け方と倒す方法も判明

 TOKYO MXほかにて放送されているTVアニメ『サマータイムレンダ』。第6話「軌道共鳴」では、第5話での影との絶望的な戦いから一転して、南方ひづるの過去が明かされるとともに、彼女が日都ヶ島へと帰郷した理由も明らかとなった。

 ボイスレコーダーに残されたメッセージの真相を確かめるため、14年ぶりに故郷の日都ヶ島へと帰ってきたひづる。島に降りると、すでに影がはびこっていることを知る。これまでの話で分かっているのは、ひづるは「影」の存在と倒す方法を知っているということだ。

 7月22日午前11時45分、ひづるが向かったのは小舟潮の葬儀場だった。そこにいたのは14年前のひづるを知る懐かしい面々。中学生だったひづるは、網代慎平の義父である小舟アランが経営している洋食コフネの常連だったようで、まだ小さかった潮にオリジナルの話を聞かせていたことがあったようだ。そして船で出会った少年がアランの養子・慎平であったことが発覚する。ボイスレコーダーに残された謎の女性の声と網代慎平はここでつながったのだ。

 葬儀場を出ようとすると、アランから呼び止められ、潮の首に吉川線があったことが明かされた。それを聞いたひづるは海難事故として処理した警察の対応へ不快感をあらわにする。確かに普通であれば詳しく検証するはずであるが、警察はそれをしなかった。そこには島の住人の一部だけが知る裏がありそうだ。

「似てると思わんか? あの時と」

 不可解な死を目の前に14年前に竜之介が亡くなった日のことが思い出される。泣き叫ぶひづるの口から放たれた「ハイネ」という人物は今後のカギを握っていそうだ。

 再び葬儀場へと戻り、潮の首に吉川線を確認したひづるは、中学時代の友人の小早川朝子と出会う。自分の娘であるしおりを助けるために亡くなった潮を思い涙を流す朝子だったが、ひづるは「三文芝居に反吐が出る……」とすでに朝子が影であることに気づいていた。どうやら影か人間かと確認する方法は、相手の影を踏んでみるのが有効らしい。影であるならば自身の影に触れられることを拒むようだ。

関連記事