花江夏樹、フジ連ドラ初参加 土屋太鳳主演『やんごとなき一族』でナレーションを担当

 花江夏樹が4月21日より放送がスタートするフジテレビ木曜劇場『やんごとなき一族』にナレーターとして参加することが決定した。

 講談社『Kiss』で連載中のこやまゆかり作の同名コミックを原作とした本作は、庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公・佐都(土屋太鳳)が、理不尽な深山一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻されながらも、夫の健太(松下洸平)とともに真正面から立ち向かい奮闘するアフター・シンデレラ・ストーリー。脚本を手がけるのは、『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)や『この恋あたためますか』(TBS系)の神森万里江。演出を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの田中亮が担当する。

 主人公・佐都役の土屋太鳳、夫の健太役の松下洸平のほか、深山家の長男・明人役を尾上松也、その妻・美保子役を松本若菜、三男・大介役を渡邊圭祐、その妻・リツコ役を松本妃代、末っ子・有沙役を馬場ふみか、父親・圭一を石橋凌、その妻・久美を木村多江がそれぞれ演じる。

 花江がフジテレビのドラマに参加するのは今回が初めて。花江が担当するナレーションは、今作の舞台である“深山家”に仕える者の視点で語られ、一族の豪華絢爛で荘厳な様子や、そこに秘めた異様さを引き立て、見る者を“やんごとない”世界へと導く役。丁寧に語りかけるような口ぶりから、時におどろおどろしく、多彩な表現でドラマの世界観を伝えていく。花江は「ナレーターとして、佐都が頑張っている姿や、大変な目に遭っている姿をのぞき見しているような気持ちになりました」と語る。そしてナレーション収録当日には、やんごとなき世界の一員として監督と声のトーンを真剣かつ繊細に調整する姿があったという。 

花江夏樹 コメント

今作への出演が決まって

すごく光栄なことだと感じました。どうやってナレーションしようかと、いろいろ家で考えてきたのですが、最初のイメージよりもちゃんと一人の登場人物としてドラマに関わっている感じがしました。

台本を読んだ感想

(今作の)ナレーターは“深山家の使用人”という設定なんです。はじめは“住む世界が違いすぎるでしょう”と、佐都を少し馬鹿にするような雰囲気のセリフもあるのですが、ストーリーが進むにつれて、佐都のことを応援する気持ちが大きくなっていって…。この使用人は、割と調子がいい人なんだと思います(笑)。ナレーターとして、佐都が頑張っている姿や、大変な目に遭っている姿をのぞき見しているような気持ちになりました。

ナレーション収録で意識したこと

使用人という役柄なので、非常に丁寧な口調であることもあり、年齢のイメージが上がってしまう部分もあって。ですが、監督からの“若めのイメージで”というディレクションも踏まえて、かっちりと話していた部分を少し崩してみるなどの遊びを取り入れて、若さを表現しました。

視聴者へメッセージ

原作を読ませていただいて、“きらびやかな世界の中で庶民がどうやって生きていくか”というのがすごく面白く描かれていたので、それがドラマになった時にどうなるんだろう?と思っていました。ナレーション収録の際にドラマの映像を見せていただいたのですが、皆さんのイメージがぴったりで、本当に漫画から飛び出してきたかのようでしたし、早く全部見たいなと思いました。物語をのぞき見るように、ぜひ一緒に楽しみましょう!

■放送情報
木曜劇場 『やんごとなき一族』
フジテレビ系にて、4月14日(木)スタート、毎週木曜22:00~22:54放送
※初回15分拡大
出演:土屋太鳳、松下洸平、尾上松也、松本若菜、渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみか、倍賞美津子、木村多江、石橋凌、佐々木希、石野真子ほか
原作:こやまゆかり『やんごとなき一族』(講談社『Kiss』連載)
脚本:神森万里江
演出:田中亮
プロデュース:宋ハナ
音楽:木村秀彬
制作・著作:フジテレビ
(c)フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/yangoto
公式Twitter:@yangoto_fuji
公式Instagram:@yangoto_fuji

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