ロバート・ダウニー・Jr.との秘話も 『ムーンナイト』オスカー・アイザックのコメント映像
ディズニープラスで独占配信中の『ムーンナイト』で主演を務めるオスカー・アイザックからコメント映像が到着した。
本作は、『ワンダヴィジョン』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、『ロキ』、『ホークアイ』などに続く、マーベル・スタジオのオリジナルドラマシリーズ最新作。主人公は、国立博物館のギフトショップで働く“穏やかな性格”の男スティーヴン・グラント。平凡な日々を送る彼は ある悩みを抱えていた。それは、時に記憶が飛び、時にスティーヴンの身に覚えのない“狂気に満ちた残酷”な記憶が蘇るという幻覚。自分はいったい誰なのか、何に怯えているのか。頭の中に響くのは“もう一人の自分”の声。コントロールできないその人格を受け入れたとき、“暴力と残虐性に満ちた人格”のマーク・スペクターが現れ、白スーツに身を包んだダークヒーロー“ムーンナイト”が誕生する。
公開されたのは、アイザックが日本に向けて語る特別コメント映像。アイザックはムーンナイトのキャラクターを、「彼の中には多くの人格がある。また、彼はヒーローになろうと自分で選んだわけじゃないんだ」と解説し、彼の内に潜む、さらなる複雑な闇を示唆する。また、そんな複雑なキャラクターを演じる上で、事前にMCUを代表する俳優にもコンタクトを取っていたそうで、「ロバート・ダウニー・Jr.とは、かなり話したよ。彼にとって(MCUで仕事をするのは)どういうことだったか、またケヴィン・ファイギと一緒に仕事をするのはどういう経験だったかということをね。彼はMCUに参加するのは、とても素晴らしいことだと思うと言っていたよ」と打ち明けた。
長きにわたりMCUをけん引してきた男から、アイザックは何を学び取り、“ムーンナイト”に活かしているのだろうか。原作コミックでは、ムーンナイトは、スティーヴンやマークの他に、“キャプテン・アメリカ”や“スパイダーマン”、“ウルヴァリン”などのヒーローを
脳内に作り出しているキャラクター。アイザックは「MCUでは、どんなことでも可能なんだ。何かが不可能だとは言わないよ」と語った。
第1話でも、優しい心を持つ穏やかなスティーヴンと、凶暴で残虐性に満ちた人格マークという正反対の人格を演じ分けている姿が垣間見えるが、アイザックは「チャレンジのひとつは、各キャラクターの違いや特性を理解することだった。体形、話し方、服装、感じ方などをね。それらをマークとスティーヴンの間で対照的に演じる必要があった。中でも最大のチャレンジは、2人の間を入れ替わるシーンだった。撮影が進むにつれて簡単にキャラクターを入れ替われるようになったんだ」と役作りの苦労も明かす。そして、過去に来日経験もあるオスカーは、「日本のファンの皆さん、こんにちは! 皆さんに本作を見てもらうのが待ちきれません。僕とおなじように気に入ってくださることを願っています!」と、日本に向けてメッセージも残した。
■配信情報
『ムーンナイト』
ディズニープラスにて、独占配信中(毎週水曜新エピソード配信)
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