文明崩壊後の世界描く ヒロ・ムライ製作総指揮・監督『ステーション・イレブン』4月配信

 マッケンジー・デイヴィス主演のSFサスペンス『ステーション・イレブン』が、4月29日よりU-NEXTにて独占配信されることが決定。あわせて予告編と場面写真が公開された。

 本作は、人類の大半がウイルス感染により死滅し、文明が崩壊して20年。パンデミックを経験した者たちの数奇な運命が、時代を超えて交錯するSFサスペンス。世界的人気ベストセラー小説をもとに、生き残りをかけたサバイバル、登場人物たちの過去が複雑に絡み合うサスペンス、そして失われたものを大切にしながら、新たな世界を創造しようとする人々の再生のメッセージを含んだ“現代の物語”として生まれ変わった。

 幻想的な映像によって、パンデミック後の世界を色鮮やかに描き出したのは、エミー賞、グラミー賞受賞経験のあるヒロ・ムライ。本作で全米監督協会賞(テレビドラマ部門)にノミネートされている。主演にデイヴィスを迎え、ヒメーシュ・パテル、ガエル・ガルシア・ベルナルらが出演する。

 新型ウイルスの流行により、人類の大半が死滅し地球の文明が崩壊した。パンデミックの幕開けは、『リア王』の上演中に舞台で倒れたハリウッド俳優アーサー・リアンダーの死。共演者の幼い子役キルステンはアーサーの死を目の当たりにする。パンデミックにより一変した世界の中、ひとりぼっちになったキルステンを助けたジーヴァンと共に、ふたりは共に生き残りをかけた暮らしを始める。20年後、キルステンは旅の楽団の一員として巡業をしながら女優を続けていた。20年前、死の前にアーサーがくれた『ステーション・イレブン』というSF漫画を大切に持ち続けながら。ある日、観客の中から不気味な「預言者」が現れる……。パンデミック当時と、文明崩壊の20年後の世界を交錯しながら、さまざまな人間模様と『ステーション・イレブン』をめぐる謎が解き明かされる。

『ステーション・イレブン』予告編

 公開された予告編では、パンデミック前の社会と後の文明が崩壊した社会が交互に映され、その中で生きていこうとする者たちの姿が切り取られている。

■配信情報
『ステーション・イレブン』(全10話)
U-NEXTにて、4月29日(金)より見放題で独占配信
企画・製作総指揮:パトリック・サマーヴィル
製作総指揮:スコット・スタインドーフ、スコット・デルマン、ディラン・ラッセル、ジェシカ・ローズ、ヒロ・ムライ、ジェレミー・ポデスワ、ネイト・マッテソン
監督:ヒロ・ムライ、ジェレミー・ポデスワ、ヘレン・シェイヴァー、ルーシー・シャーニアク
出演:マッケンジー・デイヴィス、ヒメーシュ・パテル、ダニエル・ゾヴァット、デヴィッド・ウィルモット、マチルダ・ローラー、フィリッピーヌ・ヴェルジュ、ナバーン・リズワン、ロリ・ペティ、ガエル・ガルシア・ベルナル、ダニエル・デッドワイラー
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