アカデミー賞2部門ノミネート ヨアキム・トリアー『The Worst Person In The World』7月公開

ヨアキム・トリアー新作、7月1日公開へ

 第94回アカデミー賞で脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされた『The Worst Person In The World (原題)』が、7月1日より公開されることが決定した。

 本作は、『母の残像』(2015年)や『テルマ』(2017年)で知られるヨアキム・トリアー監督の最新作。アメリカ公開時には、4スクリーンという限定公開ながら2020〜2022年公開の外国語映画では、『パラサイト 半地下の家族』『燃ゆる女の肖像』に続いてスクリーンアベレージ第3位を達成した。また、主演を務めたレナーテ・レインスヴェは第74回カンヌ国際映画祭の女優賞、およびセントラルフロリダ映画批評家協会賞の主演女優賞を受賞。そのほか、ニューヨーク映画批評家協会賞、ポートランド映画批評家協会賞の外国語映画賞、フランス リュミエール賞の国際共同製作賞、全米映画批評家協会賞の助演男優賞(アンデルシュ・ダニエルセン・リー)などを受賞している。

 ユリヤは30歳という節目を迎えたが、人生はどうにも方向性が定まらない。いくつもの才能を無駄にしてきた。年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、しきりに身を固めたがっている。ある夜、彼女は招待されていないパーティに紛れ込み、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。ほどなくしてアクセルと別れて新しい恋愛に身を投じ、人生の新たな展望を見出そうとするが――。

■公開情報
『The Worst Person In The World (原題)』
7月1日(金)より、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他 全国順次ロードショー
監督:ヨアキム・トリアー 
出演:レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー
配給:ギャガ
2021/ノルウェー、フランス、スウェーデン、デンマーク
(c)2021 OSLO PICTURES - MK PRODUCTIONS - FILM I VAST - SNOWGLOBE - B-Reel – ARTE FRANCE CINEMA

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