塩野瑛久、デザイナー役で『デキないふたり』出演 山本舞香とのキスシーンが“見せ場”に?

山本舞香主演『デキないふたり』に塩野瑛久

 山本舞香が主演を務める、テレビ朝日・TELASAスペシャルドラマ『デキないふたり』に塩野瑛久が出演することが決定した。

 本作は、LINEマンガの恋愛ランキングで1位(2021年8月10日時点)に輝いた連載マンガ『デキないふたり』をドラマ化する大人のオフィスラブコメディー。2022年1月3日にテレビ朝日で「ディスきゅん」編を放送、2022年1月1日0時には動画配信フォーム「TELASA(テラサ)」で「ムズきゅん」編がひと足先にフライング配信される。

 過去に最悪の別れ方をした広告会社で働く同期の白藤奈緒(山本舞香)と黒瀬孝仁(板垣瑞生)は、ライバルとして営業成績を競い合い、顔を合わせればディスり合い、ケンカばかり。そんな中、大型案件のコンペを一緒に担当することになった2人の関係が微妙に変化し始めるが、素直になれない奈緒と黒瀬は、心の声では“きゅん”がさく裂しているにもかかわらず、相変わらず態度は真逆の罵詈雑言の応酬に。素直になれないこじらせ男女の2人ゆえに、すれ違いや誤解も多々ぼっ発する。そんな中、奈緒に好意を抱くイケメンデザイナーの金城冬馬は、優しく奈緒を見守り、スマートに支え、さらには甘い言葉もストレートに伝えられる、余裕のある超絶イケメン男性。言わば黒瀬の対照的なキャラクターで、奈緒に急接近する。心とは裏腹な態度をとり、奈緒に近づけずにムズムズする黒瀬にとって、超ハラハラさせる存在となる。

 塩野が演じるのは、山本演じる白藤奈緒と板垣演じる黒瀬孝仁の間に割って入るイケメンデザイナーの金城冬馬。塩野はこれまで、ドラマ『来世ではちゃんとします』(テレビ東京系)、映画『HiGH&LOW THE WORST』(2019年)、映画『PRINCE OF LEGEND』(2020年)など数々の作品で活躍し、存在感を放ってきた。特に金城の持つ落ち着いた雰囲気や人を優しく包み込むスマートな対応は、塩野に通ずるところがあり、主演の山本も「金城役は塩野さんにぴったりです! 常に落ち着いていらっしゃるし、お芝居もやりやすい環境を作ってくださるので、ありがたいです」と語る。さらにその整った容姿については「リアル金城です! 原作通りの顔面!!」と驚嘆のコメントを寄せている。

 テレ朝史上初「地上波×動画配信プラットフォームTELASA(テラサ)」の完全連動ドラマ企画となる今作。地上波版と物語を別の側面から描くTELASA版では、地上波版で見えなかった金城の姿が、つまびらかに描かれる。地上波版では奈緒に好意を抱き、スマートな対応で近づく黒瀬の恋のライバルとして存在する金城だが、TELASA版ではなぜ奈緒を好きになったのか、そしてその思いを奈緒に伝えるためにどう向き合ってきたのか、金城の“真”の思いが描かれる。もっとも象徴的に表された場面が、TELASA版での奈緒との“キス”シーン。塩野は、「夜景のキレイな場所で、到着した瞬間に気持ちが入ったシーンでした」と語る。その裏では「金城は男としてある意味デキ過ぎなところもあるので、そこにちょっとわがままな部分や切ない部分を自分の中で出せたらなと思い、このシーンはセリフにもト書きにも書かれていない金城の裏の思いを入れ込みました」と撮影時のエピソードも明かしている。

 情報発表にあわせて、ドラマの中で“三角関係”を繰り広げることになる、山本、板垣、塩野の3ショットも公開された。

塩野瑛久(金城冬馬役)コメント

本作のオファーを受けたときの率直な感想と、脚本を読んだ感想

脚本を読ませていただき、まずはすごく楽しみだと感じました。王道の恋愛作品は久しぶりだったのですが、恋愛関係の中で金城のような立ち位置の役は、これまでも演じることが多く、やり甲斐を感じています。

金城冬馬を演じてみて

原作の金城とは少し描かれ方が違うのですが、脚本に準じて作り上げつつ、原作とも共通する金城の奈緒ちゃんへの思いは大切にしながら取り組んでいます。1時間のドラマという限られた時間の中で奈緒ちゃんへの思いをどう表現するか、その点を深く掘り下げてやっていこうと思っています。金城と自分との共通点は…女性に優しいという点ですかね!(笑)

山本舞香、板垣瑞生との初共演の印象

山本さんとは今回が初共演だったのですが、とても素直で、人懐っこさも持ち合わせている方だと思いました。壁がなく、とても話しやすかったですね。現場ではなぜか「王子」と呼ばれています(笑)。座長の山本さんからは、現場を引っ張っていこうという気合いが感じられて、この作品に携わる者としてとても嬉しかったです。

TELASA版の奈緒との“キス”シーンの撮影について

金城としては“見せ場”のシーンでした。夜景のキレイな場所での撮影で到着した瞬間に気持ちが入りましたね。金城は男としてある意味“デキ過ぎ”なところもあるので、そこにちょっとわがままな部分や切ない部分を出せたらなと思い、このシーンはセリフにもト書きにも書かれていない金城の裏の思いを入れ込みました。それを感じて頂けたら嬉しいです。

意気込みやメッセージ

今作では、物語の中盤で、キスをきっかけに男女の視点が切り替わる新しい試みをしていて、同じシーンでも、地上波版とTELASA版では見え方が異なります。地上波版では見えなかった感情が、TELASA版を見るとわかってくるところが面白い作品だと思います。特に金城の場合は地上波で描かれていない部分がTELASA版では詳しく描かれていることが多いので、ぜひTELASA版にも注目して欲しいです。両方楽しんでいただくことで、それぞれのキャラクターの理解も深まると思いますし、金城のこともより魅力的に感じてもらえるのかなと思います。

■放送情報
スペシャルドラマ『デキないふたり』
【地上波:ディスきゅん編】
テレビ朝日にて、2022年1月3日(月)深夜0:15~放送
【TELASA:ムズきゅん編】
TELASAにて、2022年1月1日(土)0:00〜フライング配信スタート
※地上波:ディスきゅん編は2022年1月3日(月)放送終了後配信
出演:山本舞香、板垣瑞生、塩野瑛久
原作:里村『デキないふたり』(クロフネコミックス/リブレ刊)
脚本:大北はるか
演出:湯浅弘章
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:残間理央(テレビ朝日)、新野安行(ザフール)、疋田理紗(ザフール)
制作著作: テレビ朝日
制作協力:ザフール
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/dekihuta/
公式Twitter: https://mobile.twitter.com/telasa_drama
公式Instagram:https://www.instagram.com/dekifuta_tvasahi/

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