岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、阿部寛、『どうする家康』出演 松本潤「今から楽しみ」

 2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』の取材会が11月29日に開催され、新キャストとして岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、阿部寛、野村萬斎の出演が発表された。

 NHK大河ドラマ第63作目となる本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。

 主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢が担当する。

 国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する、乱世に飛び込む。後ろ盾もなく、豊かな国土もなく、あるのは個性派揃いの家臣団だけ。豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者たちと対峙していく。

 このたび発表されたキャストは、「どうする!」と家康に決断を迫る物語の中でも重要な役割を担う人物を演じる5名。戦国の覇者・織田信長を岡田准一、家康の正室・瀬名(築山殿)を有村架純、家康最大のライバルとなる豊臣秀吉をムロツヨシ、戦国時代最強の武将・武田信玄を阿部寛、「海道一の弓取り」の異名を持つ今川義元を野村萬斎が演じる。

磯智明(制作統括)コメント

日本エンタメ界を代表するすばらしい俳優の方々に、ご出演して頂けることになりました。戦国時代の「顔」となる有名な役どころを、古沢良太さん執筆するハラハラドキドキの物語の中で、どのように演じて頂くのか、想像と期待が膨らんで参ります。
今や知りたい情報はすぐに検索できる時代。有名人の徳川家康の人生ならば、ほんの数秒で知ることができます。そんなネタバレだらけの家康の物語を「次はどうなる?」「家康はどうする?」と先が気になるストーリーとして描こうとすることは、かなりの挑戦かもしれません。それでも、ワクワク感あふれる家康のドラマをつくりたい!古沢さんの意欲が、「どうする家康」というタイトルには込められています。
今回、発表した役柄は、家康に「どうする!」と無理難題や真剣勝負を突きつける方々です。出演者みなさんのお力を借りながら、新たな戦国・家康の物語をお届けしたいと思います。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、2023年放送
出演:松本潤、
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
写真提供=NHK

関連記事