ジョー・ライトが不朽の戯曲を再構築 ピーター・ディンクレイジ主演『シラノ』公開決定
ジョー・ライト監督によるミュージカル映画『Cyrano(原題)』が、『シラノ』の邦題で2022年2月25日に全国公開されることが決定した。
1897年の初演以降、日本をはじめ世界各地で幾度となく上演され、映画化・ミュージカル化されているエドモン・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』を、『プライドと偏見』(2005年)、『つぐない』(2007年)のライト監督が壮大なスケールで再構築した。
主人公の剣豪にして詩人のシラノを演じるのは、HBO制作のドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』でエミー賞やゴールデングローブ賞などに輝いたピーター・ディンクレイジ。さらに、シラノの親友であり思い人であるヒロイン、ロクサーヌを『マグニフィセント・セブン』などのヘイリー・ベネット、ロクサーヌが片思いをする口下手なクリスチャンを『WAVES/ウェイブス』のケルヴィン・ハリソン・Jr.がそれぞれ演じる。さらに『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のベン・メンデルソーンも出演する。
あわせて公開された予告編は、観劇中の舞台天井から「私がシラノ・ド・ベルジュラックだ」とさっそうと登場する騎士シラノ(ピーター・ディンクレイジ)の姿から始まる。「なんと醜い」と暴言を吐く相手との一騎打ちに余裕の剣術を魅せるシラノだが、その華麗な剣豪姿とは裏腹に自分の容姿に自信が持てず、ロクサーヌ(ヘイリー・ベネット)への想いを打ち明けられないでいた。ある日、ロクサーヌの片想いの相手がクリスチャン(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)と知ったシラノは、ロクサーヌのために二人の仲を取り持つことに。口下手なクリスチャンに代わりシラノが代筆した詩はロクサーヌを魅了し、やがて3人の関係は複雑に絡み合っていく。そんな不朽の純愛三角関係が、グラミー賞受賞ロックバンド、ザ・ナショナルが制作したオリジナル楽曲「Someone to say」とともに、躍動感あふれるミュージカルシーンとして描かれている。
さらに場面写真も公開。シラノとロクサーヌが手を握りながら寄り添う様子や、ロクサーヌに背を向いてシラノが遠くを見つめているかのような様子、ロクサーヌが思いを馳せるクリスチャンの姿などが切り取られている。
■公開情報
『シラノ』
2022年2月25日(金)全国公開
監督:ジョー・ライト
脚本:エリカ・シュミット
出演:ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネット、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ベン・メンデルソーン
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ガイ・ヒーリー
原作:エドモン・ロスタン
製作総指揮:エリカ・シュミット、サラ=ジェーン・ロビンソン、シーラズ・シャア、ルーカス・ウェブ、マット・バーニンガー、カーリン・ベッセル、アーロン・デスナー
音楽:ブライス・デスナー&アーロン・デスナー
配給:東宝東和
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公式サイト:cyrano-movie.jp
公式Twitter:https://twitter.com/universal_eiga