吉田鋼太郎主演『おいハンサム!!』放送決定 木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈が3姉妹に

吉田鋼太郎主演『おいハンサム!!』放送決定

 吉田鋼太郎が主演を務める連続ドラマ『おいハンサム!!』が、2022年1月8日から東海テレビ・フジテレビ系土ドラ枠で放送されることが決定した。

 本作は、東海テレビと日本映画放送の共同製作で贈る令和の新たなホームドラマ。漫画家・伊藤理佐のコミック『おいピータン!!』『おいおいピータン!!』を中核原作に、結婚を目指す娘の目を通してどこか憎めない愛すべきオヤジの生態を描く『渡る世間はオヤジばかり』、悩める30代独身女性を描く『チューネン娘。』、とあるOLの七転八倒の日常を描く『あさって朝子さん』など、数ある人気コミックをモチーフにしたリミックス作品となる。

 東京の一軒家で、伊藤源太郎は妻・千鶴と暮らしている。3人の娘はそれぞれ実家を出て立派に暮らしていたはずだった。長女の由香は独身、仕事は順調だがエブリデイ・不倫気質。次女の里香は高学歴な男と結婚して大阪に住んでいるが離婚寸前。三女の美香も独身で念願の一人暮らしを始めた途端、売れそうもない漫画家志望の男と半同棲状態。男を見る目がない娘たちが心配でたまらない源太郎は、娘たちの好みを完全に無視し、気に入った男性(実は由香の元カレ)を深夜に突然自宅に連れてきて一方的に娘たちに紹介するという令和を生きる昭和なオヤジだった……。

 主演を務めるのは、舞台・ドラマ・映画と第一線で活躍する吉田。大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)などの話題作で様々な役柄を演じてきた吉田が、本作の主人公“昭和の頑固親父の生き残り”伊藤源太郎役に挑む。

 さらに、伊藤家の3人娘として、長女・伊藤由香役に木南晴夏、次女・伊藤里香役に佐久間由衣、三女・伊藤美香役に武田玲奈が決定。性格は全く違うが、それぞれ幸せをつかもうと生きる3姉妹を演じる。さらに、家族をのんびり支える母親役をMEGUMIが担当。実年齢と大きく離れた母親役に挑戦する。

 『闇金ウシジマくん』や『カイジ』などのヒット作を手がけてきた山口雅俊が、自身のプロデュース作である『ランチの女王』(フジテレビ系)以来ひさびさに“家族”と“食”のものがたりを手がけ、脚本・演出・プロデューサーを担当する。

コメント

吉田鋼太郎

頑固だけれど、お茶目な所や弱い所もあるお父さん、3人の娘、全てを包み込むお母さんが織り成す、新しいタイプのホームドラマだと思います! 昭和生まれも、平成生まれも…、幅広い年代で「あ、ウチのお父さん、こんな感じ!」と楽しんで頂けると思います!

いま家庭に昔ほど昭和的お父さんも減っていると思いますが、その“生き残り”といいますか、でも決してその昭和のお父さんというのは嫌な人じゃないんだよ、ダメな人じゃないんだよ、こういう素敵なところもあるんだよっていう所も見せていければと思っています。

木南晴夏

家族や娘たちの恋愛事情がメインのお話ですが、その中で食も大事なテーマとなっています。心温まる、ほっこりするようなドラマになるのではないかと思います。私自身も、美味しそうなご飯が出てくるドラマや映画が好きなので、どんなご飯の絵になるのかとても楽しみで、そこも見所だと思っています。

佐久間由衣

お父さんが以前ご一緒させて頂いた吉田鋼太郎さんと聞いた時に「楽しみと同時に面白くなるんだろうな」って思いました。家族の皆に置いてかれないように一生懸命ついて行きたいと思っています。クスっと笑えるとこ ろがあったり、家族の絆を感じられるドラマになるんじゃないかなと楽しみです。この家族のパワーで見ている人に元気が与えられる作品になったらいいなと思っています。

武田玲奈

何度もご一緒させて頂いている山口監督だったので、「あ、これは絶対面白い作品だ!」と楽しみでした。美香役の話を監督とした時に「めだま焼きの焼き方はね」から始まって(笑)、その焼き加減とか、(美香が)一人暮らしをする理由が“卵かけご飯を黄身だけで食べたいから”っていう理由だったんですけど、台本にも、こだわりが垣間見えて「わかる! わかる!」って思いながら読みました。ワクワクして撮影に臨みます!

MEGUMI

今まで見たことのない新しい家族ドラマだと思いました。とてもリアリティーがある…仲が良いんだけど、ベタベタする訳でもなく、仲が良くない時もあったり、すごく秀逸に描かれていて、視聴者としても絶対見たいと思う作品です。長年家族をやっているからこそ出来上がった“独特のカタチ”というか、他の方から見たら変な所も出せればいいなと思っています。今回、実年齢よりも、10歳ぐらい上の役なので、そういったところも初チャレンジです。

脚本・演出・プロデューサー:山口雅俊

かねてより「土ドラ」が可能性に満ちた放送枠だと思っていたところ、
『北の国から』の杉田(成道)監督に「(この枠で)新しいドラマを作ってみないか」と言われました。 そこで自分としては『ランチの女王』以来となる「家族」と「食」のドラマに取り組むことにしました。ハンサムがいっぱい、なドラマです。

エグゼクティブプロデューサー宮川朋之 (日本映画放送)

山口雅俊さんは、人生の“せつなさ”から“幸福”を炙り出す天才だ。手掛ける作品には“後がないギリギリ”の人々ばかりが登場する。まさに崖っぷち。必死にもがく姿は、せつなくて、少しブラックだけど…面白い。崖っぷちからの反転攻勢はアイデアに溢れていて、危機を脱した人々には、ほのかな幸福が待っている。まさに『カイジ』であり『闇金ウシジマくん』。近作『やれたかも委員会』『新しい王様』にも通底する“憂い”が溢れている。さて、天才との出会いから5年の歳月が流れ、ついに結実した新作『おいハンサム!!』は、多重債務者や億万長者が登場しないドラマである。LOVE&family「家族」の情景を描く。でも登場人物はどこか“後がないギリギリ”の感じである。毎日を楽しく、一生懸命生きる家族の物語である。伊藤理佐先生の原作を得て、山口さんが共感&爆笑必至のエピソードをブレンドし“はじめてなのに知っている”伊藤理佐×山口雅俊ワールドが誕生する。吉田鋼太郎さんをはじめ“伊藤家”のキャスティングには、思わず小躍りしてしまう。令和の「寺内貫太郎一家」かっ! お楽しみはこれからだ!

プロデューサー 遠山圭介(東海テレビ)

今回の土ドラは「こたつ」のようなドラマです。こたつはほっこり暖かくなります。こたつの上には美味しい食事が並びます。こたつは楽しい家庭の象徴とも言えます。そのすべてが、このドラマには詰まっています。 愛おしいキャラクターと美味しい映像がたっぷり、これまでの土ドラとは一味も二味も違う『おいハンサム!!』。 寒い冬の夜、一緒にこたつに入った気分で楽しめるドラマです。ご期待ください。

■放送情報
『おいハンサム!!』
東海テレビ・フジテレビ系にて、2022年1月8日(土)スタート 毎週土曜23:40~24:35放送
出演:吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMI
企画:市野直親(東海テレビ)
原作:伊藤理佐『おいピータン‼』『おいおいピータン‼』(講談社『Kiss』連載)
Special Thanks:『渡る世間はオヤジばかり』(講談社 KissKC所載)、『チューネン娘。』(祥伝社フィールコミックス)、 『あさって朝子さん』(マガジンハウス)
脚本・演出:山口雅俊(ヒント)
エグゼクティブプロデューサー:宮川朋之(日本映画放送)
プロデューサー:山口雅俊(ヒント)、遠山圭介(東海テレビ)、塚田洋子(日本映画放送)、藤井理子(日本映画放送)、森正文(ヒント)
製作:東海テレビ、日本映画放送
(c)東海テレビ/日本映画放送

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマ情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる