『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ヴィランたちの発言と挙動に謎? 新予告を考察

・2分14秒目:ファンの間で相当バズっているシーンです。よく見てください! トムホのスパイダーマンはあきらかにエレクトロないしサンドマンに向かっていきます。ではリザードは誰に向かって飛びかかっているんでしょうか? つまりこのシーンは少なくとももう一人リザードと戦う相手がいなければ、リザードはこういう動きはしないはずなんです。そしてブラジルでリリースされた予告では、このシーンで明らかにリザードが誰かにパンチされているんです(パンチした相手が見えないという極めて不自然なカットになってます)。

 ここで考えられる可能性は2つあって、

1.やっぱりアンドリュー・ガーフィールド版のスパイダーマン=『アメイジング・スパイダーマン』版のスパイダーマンが登場。リザードとここで戦うが、予告編では画像処理で消されている。したがってパンチされたリザードだけ残っている。

2.よもやよもやですが、透明人間的キャラがいる。ジョン・ワッツ監督が次に手掛ける『ファンタスティック・フォー』のメンバーで不可視能力を持つスー・ストームがまさかのカメオ出演?

・2分23秒目:落ちるMJ、救いに行くピーター! これは『スパイダーマン』のMJ救出の名シーン、『アメイジング・スパイダーマン2』のグウェンが死ぬ、悲しいシーンの再現ですね。

 マルチバースという壮大な設定ながらもスパイダーマンが様々なヴィランと戦う、スパイダーマン映画の決定版になりそうです。それぞれの世界で死ぬ運命にあるヴィランたちをピーターはなんとか救おうとするのか? ピーターことスパイダーマンの優しさも熱い!

 そして予告編の最後のドクター・ストレンジのセリフからわかるのは、どうやらこの騒動はピーターだけの問題ではなく、マルチバース全体の危機になりそうです。スパイダーマン映画の集大成にして、これからのMCUに大きな影響を与える大分岐点イベント、それが『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』なのですね。

■公開情報
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
2022年1月7日(金)全国ロードショー
監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ
配給:ソニー・ピクチャーズ
原題:Spider-Man: No Way Home
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