新人女優・斎藤瑠希が歌う 『ミラベルと魔法だらけの家』メイン楽曲披露の特別映像公開
11月26日に公開されるディズニー・ミュージカル『ミラベルと魔法だらけの家』より、メイン楽曲「奇跡を夢みて」の特別映像が公開された。
本作は、魔法の力を与えられた不思議な家に暮らすマドリガル家に生まれた少女・ミラベルを描いた物語。彼女の家族は5歳の誕生日を迎えると1人1人が特別な個性を持つ“魔法のギフト(才能)”を家から与えられるが、ただ1人だけ“魔法のギフト”を与えられなかったのがミラベルだ。魔法を持たずとも、家族と仲良く暮らしていたミラベルは、ある日家に大きな亀裂があることに気づくーー。このままでは世界から魔法の力が失われていくと知った彼女は家族を救うため、“唯一の希望”として立ち上がる。
今回公開された劇中歌「奇跡を夢みて」は、『アナと雪の女王』でエルサが歌う「レット・イット・ゴー~ありのままで~」や『モアナと伝説の海』のモアナが歌う「どこまでも~How Far I'll Go~」に続く、本作のメイン楽曲。“魔法のギフトがなくても私も家族の一員よ”と、特別な才能に溢れる家族たちの中で、明るく前向きに過ごすミラベルが、心の奥底で抱える“私だって魔法が欲しいの”という本当の気持ちを歌い上げる一曲だ。
本作のすべての楽曲を手がけたトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞したリン=マニュエル·ミランダは、この楽曲について「『リトル・マーメード』の“パート・オブ・ユア・ワールド”や『アナと雪の女王2』の“イントゥ・ジ・アンノウン”のように、主人公自身が本当に求めることについて歌った楽曲なんだ」とディズニー・アニメーションには欠かせない重要な一曲であると語る。さらに「そういった歌は僕にとっていつも一番時間がかかるんだ。この歌は、(全8曲の中で)最後に書いた歌だよ。ミラベルは自分だけにギフトがないことを全く気にしていない。彼女はマドリガル家の一員であることを誇りに思っているんだ。でも、この歌を通して、いかにそのことに苦しんでいるかをすべて吐き出すんだ。家族の中で一人違う存在でいることがいかに苦痛であるか、他のみんなと同じように見られることをいかに彼女が切望しているかをね。そのことを伝えるための言葉を見つけるのに時間がかかったんだよ」と明かした。
日本語吹替版でミラベル役を担当するのは斎藤瑠希。「ふしぎなマドリガル家」の陽気でアップテンポなリズムとは異なり、ゆったりとしながらもラテンの独特なリズムのこの難曲に、ミラベルの心情を乗せて歌い上げている。
■公開情報
『ミラベルと魔法だらけの家』
11月26日(金)公開
監督:バイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュ
音楽:リン=マニュエル・ミランダ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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