『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』アダム・ウォーロック役でウィル・ポールター出演
『ミッドサマー』などの出演で知られる俳優ウィル・ポールターが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ第3作『Guardians of the Galaxy Vol. 3(原題)』にアダム・ウォーロック役で出演することが決定した。
今年の暮れごろに撮影開始される予定の本作は、シリーズ全作を手がけるジェームズ・ガンが監督・脚本を務める。ガンは自身のTwitterにて、「ガーディアンズ・ファミリーへようこそ、ウィル・ポールター。彼は素晴らしい俳優であり、素晴らしい男です。数週間後にお会いしましょう」と投稿した。
イギリス出身のポールターは2007年の『リトル・ランボーズ』で映画デビューを果たし、その後『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』や『なんちゃって家族』に出演。そして2014年公開の『メイズ・ランナー』ギャリー役で世界的に強い印象を残した。そのほか、第88回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされ3部門で受賞を果たした『レヴェナント:蘇えりし者』や、キャスリン・ビグロー監督作『デトロイト』、アリ・アスター監督作『ミッドサマー』にも出演。そんな彼がMCUで最強のスーパーヒーローの一人、アダム・ウォーロックを演じることになる。
2017年公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』にて、ソブリンのリーダーであるアイシャ(エリザベス・デビッキ)が、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを倒す目的で作った存在を「アダム」と名付けたことから、すでにアダム・ウォーロックの登場はほのめかされていた。
このキャラクターはコミックでは1960年代後半から1970年代初頭に登場し、特別な繭の中で完璧な人間に形成されたものだ。彼のパワーは飛行、超人的な力、再生、エネルギー操作といった包括的なものであり、これまでに登場したマーベルのキャラクターの中でも最強であると言われている。
なお、関係者によると、アダム・ウォーロック役の候補者には、Netflixオリジナル『ブリジャートン家』のスター、レジ=ジーン・ペイジと『1917 命をかけた伝令』で主演を務めたジョージ・マッケイが挙がっていたとのこと。そんな中、見事役を勝ち取ったポールターが出演する『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』には、前作に引き続きクリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ポム・クレメンティエフ、ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼルが続投する予定。
全米公開予定日は2023年5月5日となっている。