スティーヴ・カレルが田舎町で牛に指示!? 『スイング・ステート』本編映像公開

 9月17日より公開となったスティーヴ・カレル主演映画『スイング・ステート』より、スティーヴ・カレルが牛に指示する様子をとらえた本編映像が公開された。

 ブラット・ピットが製作総指揮を務め、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』のPLAN Bが贈る本作は、大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすコメディ映画。16年間にわたりコメディ・セントラルの『ザ・デイリー・ショー』の司会を務め、アカデミー賞でも2度司会を担当したジョン・スチュワートが監督・脚本を務めた。

 大敗した民主党ヒラリー陣営の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)は、農村部の票を取り戻す秘策として、YouTube動画で話題の人物を田舎の町長選挙に立候補させる。すると共和党は、対立候補の元にゲイリーの宿敵=トランプの選挙参謀、フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込んできた。その日から、町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた“仁義なき代理戦争”の幕が切って落とされた。

『スイング・ステート』本編映像(牛にも指示)

 公開された本編映像では、田舎での選挙活動をスタートさせたカレル演じる選挙のプロであるゲイリー・ジマーの姿がとらえられている。クリス・クーパー演じるヘイスティングス大佐が町長選立候補の決意表明をするシーン。立候補させたからには、選挙のプロとしてここはビシッとキメさせたいジマー。大佐の襟をただし、送り出すが、場所は農村だけあって牛がいる牧場の前。案の定、牛の「モ〜」という鳴き声が。するとジマーは、「牛を静かにさせろ!」と大声を上げる。いざスピーチを始めるも、集まったのは10人ほどと少なく、さらに「私がヘイスティングス大佐だ」と顔見知りに名のるだけ。変な空気を察し、ジマーはすかざす「大佐に質問は?」と促すが、住民は沈黙。大都会ワシントンDCから来た大統領の選挙参謀が、田舎の農村での選挙戦で先が思いやられるスタートを切る様子が笑いを誘うシーンとなっている。

■公開情報
『スイング・ステート』
TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほかにて公開中
出演:スティーヴ・カレル、クリス・クーパー、マッケンジー・デイヴィス、トファー・グレイス、ナターシャ・リオン、ローズ・バーン
監督・脚本:ジョン・スチュワート
配給:パルコ ユニバーサル映画
2020年/アメリカ/102分/カラー/ヴィスタ/原題:Irresistible
(c)2021 Focus Features, LLC. All Rights Reserved
公式サイト:swingstate-movie.com

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