戸田恵梨香×徳永えりにしか出せない空気感 『ハコヅメ』藤の異動の真相が明らかに

 『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)第7話では、ずっと謎に包まれていた藤(戸田恵梨香)の同期・桜(徳永えり)の過去に何があったのか、その真相が明かされる。

 桜は3年前に白い軽トラにひき逃げされ、一命を取り留めたものの、今もリハビリを続け入院している。当時、現場は降ってきた雨で証拠が流され手がかりも少なく、犯人は現在も逃走中。町山署内で「守護天使」と呼ばれる、交番の新任女性警察官を狙って凝視してくる不気味な男の捜査を、藤は一人で続けていた。

 この作品のタイトルにもある「ハコヅメ」とは、段ボールに入った未解決事件に関する資料を指す。藤が町山交番に異動になった時に抱えてきた段ボールに入っているのが、桜の轢き逃げ事件に関する資料。藤が休みを返上して捜査をしていたのが守護天使に関する事件だということがここで明らかになるわけだが、同時に山田(山田裕貴)の口から告げられるのが、藤が桜に似ている川合(永野芽郁)を守護天使への囮にしているという衝撃の事実だ。

 藤が交番に異動してきた真相を知ってしまった川合がその事実をどのように受け止めるかはまた次回。この第7話では、藤が久しぶりに桜と再会する。回想で映し出されるのは、藤と桜、桃木(臼田あさ美)、松島(大西礼芳)の4人が警察学校を卒業する姿。桜は藤にくっつき甘えてばかり。姿なりだけでなく、性格や雰囲気までも川合と似ていることが分かる。この時、藤の髪型はショートカット。桜の「落ち着いたら同期の女子会やろうよ。スカート履いて、髪伸ばして集まらない?」という誘いに、「同期の女子会はいいけど、髪伸ばすのはね」としぶっていた藤だったが、その時の約束を守り今では藤だけでなく桃木も松島もロングヘアになっている。そして、もう一つ藤が桜に告げていたのが「あんたに何かあったら私が絶対助けるから」という約束だった。

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