『スペース・プレイヤーズ』はマーベルファン必見? ドン・チードルのヴィランがハマり役

 リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週は、初めて訪れた映画館が桜木町のワーナー・マイカル・シネマズ(現イオンシネマ)だった島田が『スペース・プレイヤーズ』をプッシュします。

『スペース・プレイヤーズ』

 こういうご時世こそ、ポップで振り切ったテンションの作品が観たい! という方も多いんじゃないでしょうか。そんな方々にオススメの1作『スペース・プレイヤーズ』が公開を迎えました。

 1996年作『スペース・ジャム』のリブートとなる本作は、NBAのあのスター、レブロン・ジェームズを主演に迎え、ワーナー・ブラザースの歴代の作品、キャラクターが垣根を超えて登場。誰も観たことのない壮大な無限バーチャルワールドで繰り広げられるeスポーツバトルを描く……というあらすじです。あらすじだけで最高です。

 ちょっと前を振り返ってみると、スポーツ選手だったりコメディアンだったり、普段俳優業をやっていないアメリカのスターが主演をやる企画の映画が頻発していたように思います。ちょっと本気なのかそうじゃないのか微妙な演技が、逆に面白かったりしますよね。なんだかハリウッドがいろんな試行錯誤をしながら、映画館がエンタメやアミューズメントの一つとして盛り上がりを見せていた往年の時代を思い出します。

 本作もそんな系譜に並ぶワーナー企画の一作です。劇中では、キングコングにマトリックス、ジョーカー、ワンダーウーマン、マッドマックス、ペニーワイズ、ルーニー・テューンズにトゥイーティーなど、数々の映画キャラクターが登場! とにかく目が楽しい!

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