ジェームズ・ワン監督作『マリグナント 狂暴な悪夢』日本版予告 殺人を目撃する悪夢体験

 11月12日に公開されるジェームズ・ワン監督最新作『マリグナント 狂暴な悪夢』の日本版ポスターと日本版本予告、そして場面写真が公開された。

 『死霊館』ユニバースの生みの親で、『ソウ』や『インシディアス』シリーズなど数々のホラーを手がけてきたジェームズ・ワン。ホラーだけでなく、シリーズ史上最高興行収入を記録した『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)や日本でも大ヒットを記録したDC映画『アクアマン』(2018年)の監督も務めてきた。本作は、そんなジェームズ・ワンが新たに世に放つ、完全オリジナルストーリーの最新監督作となる。

 ジェームズ・ワンは本作が完成した際に自身のSNSで「この映画をどう表現したらいいか分からないけど、とても興奮している! 僕が手がけた今までの作品とは一線を画すような、さまざまなジャンルをミックスしたオリジナル映画を作りたかったんだ。でも自分が観て育ったようなホラーの精神はちゃんと作品に生きているよ!」と作品の出来に自信を覗かせた。なお、本作は本編のバイオレンス描写により、R18+作品に指定されている。

映画『マリグナント 狂暴な悪夢』日本版予告編

 公開となった日本版本予告は、アナベル・ウォーリス演じるマディソンが、漆黒の殺人鬼による恐ろしい殺人を間近で目撃する悪夢体験に苛まれるシーンから始まる。まるで自分もその場にいるかのように殺人現場を疑似体験するマディソンだったが、少しずつ自身の秘められた過去に導かれていく様子が映し出されている。そして、漆黒の殺人鬼の邪悪な手がついにマディソンの元に。果たして“狂暴な悪夢”の正体、Gとは。

 これまで数々のホラー映画を手がけてきたジェームズ・ワン監督は、自身のFacebookで、ババ・ソーヤー(『悪魔のいけにえ』シリーズの殺人鬼・レザーフェイスの本名)、ダリオ・アルジェント(『サスペリア』)、ブライアン・デ・パルマ(『キャリー』、デヴィッド・クローネンバーグ(『スキャナーズ』)といったホラーキャラクターと映画監督の名を挙げ、本作は彼らへの愛情と、80年代ホラー/スリラー作品に触発されて制作したとコメント。ホラー映画界を牽引してきたジェームズ・ワン監督が完全オリジナルストーリーとして世に放つ本作は、彼自身のホラー映画のルーツとも言える作品からの影響と、これまでにない新しさが合わさって生まれた。

■公開情報
『マリグナント 狂暴な悪夢』
11月12日(金)日本公開
監督:ジェームズ・ワン
脚本:アケラ・クーパー
出演:アナベル・ウォーリス、マディー・ハッソン、ジョージ・ヤング、マイコール・ブリアナ・ホワイト
原案:ジェームズ・ワン、イングリット・ビス、アケラ・クーパー
製作:ジェームズ・ワン、マイケル・クリアー
製作総指揮:エリック・マクレオド、ジャドソン・スコット、イングリット・ビス、ピーター・ルオ、チェン・ヤン、マンディ・ユウ、レイ・ハン
配給:ワーナー・ブラザース映画
原題:Malignant/R18+
(c)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
公式サイト:malignant.jp

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