2021.08.16 21:50

ジェームズ・ワン、『死霊館』最新作を語る　「明確に違う何かが必要だと感じていた」

文＝リアルサウンド映画部

　10月1日に公開される『死霊館悪魔のせいなら、無罪。』のプロデューサー、ジェームズ・ワンのコメントが到着した。

　最強の心霊研究家・ウォーレン夫妻が数々の心霊現状に立ち向かう人気ホラーシリーズで、世界興行収入が2200億円を突破した『死霊館』ユニバース。本作はそのヒットシリーズ7作目にして、メインストーリー『死霊館』の3作目となる。

　ユニバースの生みの親であるジェームズ・ワンは、本作を制作するにあたり、「『死霊館』シリーズの次の映画では、最初の2作と明確に違う何かが必要だと感じていた」と語り、これまで実話をベースに作られてきた『死霊館』シリーズが、本作で新たなステージへ到達したことを示唆。「犯罪を調査し解決するエドとロレインの世界観をもっと深く探りたいと、『死霊館エンフィールド事件』のセットでパトリック（・ウィルソン）とヴェラ（・ファーミガ）に言ったんだ。彼らもそのアイデアには興奮していたよ。だから、エドとロレインが“館”を飛び出して旅をし、警察の手伝いをする事件を調べてみようかなと思ったんだ」と、今回の舞台は“死霊館”にとどまらない様子。さらに「調査が行われて、映画は典型的な探偵スリラーとなっている。エドとロレインのウォーレン夫妻を既に知っているファンにとっては、物語のミステリーを暴こうとする彼らと一緒に冒険に繰り出すことを今まで以上に楽しんでもらえると思う。それが本作のユニークで面白いところだと思うよ」と明かしている。

　また、ワーナーホラー部の公式Twitterアカウント（@horror_ent）では、『死霊館』ユニバース過去作品の特別映像を6週連続で公開する企画「冒頭映像解禁祭り」を開催中。ストーリー上の年代で、1952年が舞台の『死霊館のシスター』から始まり、1958年が舞台の『アナベル死霊人形の誕生』、1970年が舞台の『アナベル死霊館の人形』、1971年が舞台の『死霊館』、1972年が舞台の『アナベル死霊博物館』、そして1977年が舞台の『死霊館エンフィールド事件』まで、過去6作品の冒頭映像／特別映像が、毎週金曜にSNS上で公開されている。また、6つの映像の中にあるキーワードを集めると、最新作の試写会が当たる抽選も実施されている。

■公開情報
『死霊館悪魔のせいなら、無罪。』
10月1日（金）全国公開
監督：マイケル・チャベス
製作：ジェームズ・ワン、ピーター・サフラン
脚本：デヴィッド・レスリー・ジョンソン＝マクゴールドリック
出演：パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ、ルアイリ・オコナー、サラ・キャサリン・フック、ジュリアン・ヒリアード
製作：ニューライン・シネマ
配給：ワーナー・ブラザース映画
(c)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

『アナベル死霊館の人形』
デジタル配信中
Blu-ray：2,619円（税込）
DVD：1,572円（税込）
発売元：ワーナー・ブラザースホームエンターテイメント
販売元：NBC ユニバーサル・エンターテイメント
(c)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

『アナベル死霊人形の誕生』
デジタル配信中
Blu-ray：2,619円（税込）
DVD：1,572円（税込）
発売元：ワーナー・ブラザースホームエンターテイメント
販売元：NBC ユニバーサル・エンターテイメント
(c)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC