アンジェリーナ・ジョリーらの炎の中での撮影に密着 『モンタナの目撃者』メイキング映像

 9月3日に公開されるアンジェリーナ・ジョリー主演映画『モンタナの目撃者』のメイキング映像が公開された。

 本作は、監督デビュー作『ウインド・リバー』で第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞したテイラー・シェリダン監督最新作。ジョリー演じる森林消防隊員のハンナが「暗殺者×未曾有の山火事」から少年を守り戦うサバイバルサスペンスだ。

 共演には、ハンナと少年コナーを狙う暗殺者パトリック役でニコラス・ホルト、同じく暗殺者ジャック役でエイダン・ギレン、保安官代理イーサン役でフランク・キャッスル、その妻アリソン役でメディナ・センゴアが出演する。

『モンタナの目撃者』メイキング映像

 このたび公開された映像は、心に大きなトラウマを抱える森林消防隊員ハンナを演じるジョリーが、シェリダン監督からシーンの説明を受ける場面から始まる。クライマックスとなる森林大火災の撮影の合間には、カップを片手に笑顔で談笑するリラックスした姿も見ることができる。そして、降り注ぐ灰の中を歩くエモーショナルなシーンや、炎から逃れるため川に潜る体当たりの演技も。モンタナの大自然、「舞台自体がひとつのキャラクター」と語るシェリダン監督はリアリティにこだわる。猛烈な炎を描くために、プロパンを仕込んだ186本もの木を植えて、燃えさかる炎を撮影する迫力ある映像を作り上げた。

 そして、もう一つの脅威となる殺し屋から逃れる場面の舞台裏が続く。殺し屋に扮したギレン&ホルトと、保安官を演じるジョン・バーンサルが森から現れ、監視塔に迫る映像は、緊迫感に満ち溢れている。「用意、アクション」の声が掛かると、暗殺者に追い詰められたハンナとコナーは、森の監視塔から決死の覚悟で飛び降りる。

 さらに、夜の風景から一転し、パラシュートを着けたジョリーが空を舞う撮影風景が紹介される。「手は片手? 両手ね」と確認し、トラックの荷台から一気に飛び上がる姿は、数々の作品でアクションに挑んできたジョリーが本領発揮する一幕だ。ハードなシーンの撮影後には、「ありがとう みんなお疲れさま」と笑顔でスタッフとハイタッチすると、カメラに向かって「じゃあね」と手を振る余裕も見せている。

■公開情報
『モンタナの目撃者』
9月3日(金)全国ロードショー
監督:テイラー・シェリダン
脚本:テイラー・シェリダン、チャールズ・リービット
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ニコラス・ホルト、フィン・リトル、エイダン・ギレン、メディナ・センゴア、ジョン・バーンサル
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:mokugekisha.jp

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