三浦翔平、『ハコヅメ』源役にハマる“人たらし力” 『M』マサ役とは異なるキラキラオーラも
『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)では放送終了後に、講談社が運営するウェブコミック配信サイト「コミックDAYS」に元となった原作の関連話が1週間限定で無料公開されている。7月21日放送の第3話でその一つとして挙げられているのが、コミックス第1巻収録の第5話「エース登場!」。原作では源誠二(三浦翔平)が初登場するストーリーである。
第3話は、川合麻依(永野芽郁)が痴漢事件をきっかけに、藤聖子(戸田恵梨香)の言う供述を引き出すセンスとその本質を見抜く洞察力の素質があることが発覚する。その川合の能力への導入として万引き事件の中で紹介されるのが、源の持つ“特殊能力”だ。
第1話でも休日出勤している藤の心を読んでいたように、彼の能力は「人を観察して相手の心を掴む」。牧高美和(西野七瀬)曰く、本部から取り調べだけに呼ばれて解決した重要事件は山ほどあり、その取り調べスキルは藤をも上回る。さらに事案後のケアも抜かりない。そのことは「源刑事が来てくれないと万引きする」というタチの悪い犯人の女性を相手にしても、「ごめんね、遅くなって! 俺に会いたかったんだって?」とキラキラの笑顔で対応する紳士な態度に表れている。さらには女性の孫にアイスを奢って手玉に取る、用意周到っぷり。その被疑者を落とす能力は署内随一とされるが、言い方を変えれば天性の人たらしでもある。
そんな源でも思い通りに操ることができないのが「聖子ちゃん」こと藤だ。警察学校の同期で、今は互いに後輩とペアを組んでいる立場。源のペアっ子・山田武志(山田裕貴)が、藤のペアっ子・川合に説教をしたことで、源は藤に軽く謝罪をする。その話の流れから藤の口から出てくるのは警察学校時代の数々のエピソード。反りが合わないようにも見えるが、喧嘩するほど仲が良いとも……。純粋な川合が見つめていたように、2人の関係はこれからも見守っていきたい。