吉川愛が明かす子役時代からの変化 ドラマや映画に大活躍も「成長している実感はない」

 Snow Manのラウールが映画単独初主演を飾った『ハニーレモンソーダ』が7月9日より公開中だ。累計発行部数700万部突破の人気少女コミックを実写映画化した本作は、中学時代“石”と呼ばれていた自分を変えるため、自由な高校に入学した石森羽花と、彼女がそこで出会った、クールで自由奔放、基本塩対応の人気者・三浦界の恋模様を描いたラブストーリーだ。

 いじめられていた過去があるが、界に出会って少しずつ積極的に変わっていくヒロイン・石森羽花を演じたのは吉川愛。4月期に放送された『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』(読売テレビ・日本テレビ系)やディズニー映画『ラーヤと龍の王国』の日本語吹替版で主演を務めるなど、大活躍中の彼女に、原作ものを演じる上でのポイントや、子役時代からの変化について語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

吉川愛が明かす子役時代からの変化 映画『ハニーレモンソーダ』インタビュー

原作ファンだった吉川愛、まさかのオファーにビックリ

ーー今回演じられた石森羽花は、これまで吉川さんがあまり演じてこられなかったような役柄のような気がしました。

吉川愛(以下、吉川):そうですね。今まではここまで内気な女の子の役はあまりなくて、どちらかと言うと男の子っぽい、サバサバした女の子を演じることが多かったので、私自身すごく不安だったんです。しかも、もともと原作を知っていて、まさか自分が演じるとも思っていなかったので、不安だらけでした。でも完成した作品を試写で観て、羽花ちゃんを演じられてよかったなとすごく思いました。すごくホッとしたし、うれしかったです。

ーー自分自身とも違うタイプですか?

吉川:自分とは全然違いますね。どちらかと言うと、あゆみちゃん(岡本夏美)寄りというか、ワーキャーしたタイプなので(笑)。本当に真逆で、演じる上では自分とは合わせられないなと思ったので、そこはちょっと難しかったです。

ーーやっぱり自分自身と近い方が演じやすいものですか?

吉川:やっぱり自分と近いほうが演じやすいですね。そのままの性格でいっちゃうこともできるので。羽花ちゃんの場合はそれが一切なかったので、最初は想像ができませんでした。

ーー原作漫画のファンだったということですが、どういう経緯で知ったんですか?

吉川:実は親友に“おすすめ”として教えてもらった漫画の中に『ハニーレモンソーダ』が入っていて。「こんな胸キュンの漫画があるんだ~」と言いながら、「実写化してほしいんだよね」っていう話にもなったんです。親友からは「やんなよー! やってよ!」って冗談で言われて、「無理だよ、私なんか!」っていうやりとりをしていて(笑)。そんなタイミングで今回のお話をいただいたので、「えっ!」みたいな(笑)。まさか私が羽花ちゃんを演じられるとは思ってもいませんでしたし、情報解禁されたタイミングで親友と話したら、彼女もすごくビックリしていました(笑)。でもすごく喜んでくれていましたし、もし他の人が演じていたら自分自身にも悔しさはあったと思うので、羽花ちゃんを演じられることになって、すごくうれしかったです。

ーー冗談で話していたことが実現するなんて、すごいことですよね。

吉川:だから本当にビックリしたんです! 驚きと不安とうれしさと……もう感情がごっちゃごちゃでした(笑)。

ーー“好きだからこその難しさ”もありますよね。それこそ原作ファンの方がたくさんいらっしゃると思いますし。

吉川:やっぱり実写化となると、私自身もアニメが大好きだったりするので、そういうことはとても考えます。職業柄、好きな作品だと「私が演じたかったな」と思うこともありますし……。演じる上では、キャラクターのことをしっかり考えて、少しでも原作に近づけられたらいいなと思いながら演じるようにはしています。

ーーしっかりと原作に寄せに行くタイプなんですね。

吉川:ただ、どこまで近づけるかは塩梅がなかなか難しくて。やっぱり実写として演じるからには私らしさも出したい。けど、あまり私らしさを出し過ぎると、原作とは違うキャラクターになってしまう。そこは未だに正解が分からず、毎回悩んでいるポイントではあります。

ーー羽花は自分自身を変えたいと思っているけど、なかなか変えられないという葛藤を抱えています。吉川さん自身、そういった悩みや葛藤はありますか?

吉川:“人との距離の詰め方”ですね。自分から行きたいとも思うんですけど、何を話したらいいか分からなくて躊躇してしまうんです。考え過ぎて慎重になってしまうところがあるので、性格的にはそこが直せたらいいなと思っています。

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