マーベル新作『ホワット・イフ…?』日本配信日が8月11日に決定 “もしも”が満載の予告編も

 マーベル・スタジオ初のオリジナルアニメーションシリーズ『ホワット・イフ…?』の日本配信日が8月11日に決定し、あわせて予告編とキービジュアルが公開された。

 

製作総指揮のケヴィン・ファイギをはじめ、『アベンジャーズ』シリーズなど数々の作品でストーリーボードを手がけたブライアン・アンドリュースら、マーベル・スタジオ映画の制作スタッフ陣が参加した本シリーズ。実際に映画作品中で起こった出来事をベースに、「もしもあの時、ヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら……?」というテーマで、マーベル・シネマティック・ユニバースの登場人物たちの“ありえたかもしれない”様々な“もしもの物語”を描く。

 このアニメシリーズの中で明らかになっている物語のひとつは、“もしもペギー・カーターに超人血清が投与され、痩せこけたスティーブ・ロジャースがハワード・スタークのアーマースーツを着て戦いに加わっていたら……?”という物語。これまでのマーベル・シネマティック・ユニバースでは、人々を救いたいという信念を持ちながらも兵士として不適格とされた貧弱な青年スティーブ・ロジャースは軍のスーパーソルジャー計画に志願し超人血清が投与され、身体能力を極限にまで高めた強靭な肉体と正義感溢れる魂でキャプテン・アメリカに。一方ペギー・カーターはイギリス空軍に勤務し、スーパーソルジャー計画も担っていたエリート軍人。スティーブとペギーはお互いその人柄に惹かれ合いデートの約束をするが、その約束も果たせないまま悲しい別れが訪れてしまう。しかし『ホワット・イフ…?』では、彼らが全く違う運命を辿っていく。

マーベル・スタジオ『ホワット・イフ…?』 | 予告編 | Disney+(ディズニープラス)

 公開された予告編では、『アイアンマン』でテロ組織の襲撃により致命傷を負うはずのトニー・スタークが何者かによって助けられたり、『アベンジャーズ』で最強のチーム“アベンジャーズ”が結成されNYに集結するはずのメンバーが、なぜか東京で、しかもスター・ロード、ガモーラ、ブラック・パンサーと全く違うメンバーが集結していたりと、予想だにしない出来事の一端が映し出される。他にも、ティ・チャラがピーター・クイルのような姿でヨンドゥ率いるラヴェジャーズになっていたり、ゾンビ化したキャプテン・アメリカの姿も。また映像内では、「同じ宇宙はない、すべて違う。ひとつひとつが唯一無二だ」という意味深な言葉も確認できる。

■配信情報
『ホワット・イフ…?』
ディズニープラスにて、8月11日(水)16:00より日米同時配信
(c)2021 Marvel

関連記事