杉山すぴ豊のアメコミWeekly速報

DC展でコスチューム日本初展示も 『ザ・スーサイド・スクワッド』で注目の2人のヴィラン

 こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ1週間のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします!

 今週6月25日から東京・六本木ヒルズ森タワー52階東京シティビューで「DC展 スーパーヒーローの誕生」がいよいよ開催されます(私もお手伝いしております)。

 スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンらを抱えるDCコミックの、日本初の大型展示イベント。コミックファンにとっては貴重な原画が200点以上も展示。映画ファンにとっては歴代DC映画の衣装を多数見ることができます。クリストファー・リーヴの『スーパーマン』&ヘンリー・カヴィルの『マン・オブ・スティール』の2大スーパーマンのコスチューム、ジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ホアキン・フェニックスのジョーカー衣装、さらに主だったバットスーツが一堂に会するので、これらを比較してみることでDC映画の変遷を直に感じることができるでしょう。

 こうした過去の名作に交じって、なんと日本では8月13日から公開予定のDC映画最新作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(ジェームズ・ガン監督)から、イドリス・エルバ演じるブラッドスポート、ジョン・シナ演じるピースメイカーのコスチュームが日本初展示となります。

 本作には多くのキャラが登場しますが、中でもこの2人は中心的役割を果たすと言われています。前作『スーサイド・スクワッド』はジョーカー、ハーレイ・クイン、デッドショットとバットマン系のヴィランがフィーチャーされていて実際バットマンも登場したので、“バットマン映画の1バリエーション”とも言えますが、本作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』はバラエティ豊か。まずブラッドスポートはスーパーマンのヴィランです。スーパーマンの弱点であるクリプトナイトという物質を弾丸にして戦います。そう! スーパーマンを撃った男なんですね。

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