鈴鹿央士が秋田汐梨との“約束”を果たすために奔走する 『星空のむこうの国』予告編

 7月16日公開の鈴鹿央士主演映画『星空のむこうの国』の予告編とポスターが公開された。

 本作は、1986年に小中和哉が22歳で監督した同名ラブストーリーを、35年の時を経てセルフリメイクするもの。当時、自主制作映画界で活躍していた小中の商業デビュー作で、若手映像作家の助成を目的として池袋文芸坐が出資し公開にこぎつけた。有森也実事実上のスクリーンデビュー作で、出資元の池袋文芸坐をはじめ全国の映画館で公開されたが、ビデオが絶版、2002年のDVD化も限定的で絶版となっている。

 主演を務める鈴鹿は、主人公・昭雄として不思議な出会いから始まる物語を令和版としてブラッシュアップし役に挑む。そのほか、昭雄の夢に登場する美少女でヒロイン役の秋田汐梨をはじめ、佐藤友祐(lol -エルオーエル-)、伊原六花、福田愛依、平澤宏々路、高橋真悠、川久保拓司、有森が出演する。

 公開された映像では、相舞高校・天文部の昭雄が親友の尾崎誠(佐藤友祐)に寝ているところを「また同じ夢だろ?」と起こされる、なんでもない秋の1日がモノクロの映像で綴られる。昭雄は毎晩見たことのない美少女が昭雄をじっと見つめて、何かを語りかけてくるような夢を見ている。ある日誠とバス通学の途中、その美少女を偶然に見つける。その瞬間、映像はカラーに映り替わり「君に出会って世界が色づいた」というテロップとともに、交通事故にあって死んでしまった世界に入り込んでしまった昭雄が、夢に見た美少女の理沙と33年に一度のシリウス流星群が地球に最接近する日に交わした“ある約束”を果たすため奔走する姿が映し出されている。lol -エルオーエル-の主題歌「2 your world」をバックに、星が引き合わせた二人はどんな運命をたどるのか。また、1986年版『星空のむこうの国』で理沙を演じた有森が、本作では理沙の母親として登場する様子も映し出されている。

『星空のむこうの国』予告編

 あわせて公開されたポスターは、満点の星空を背景に、昭雄の寄り添う理沙が二人で流星群を見上げるビジュアルに仕上がっている。

■公開情報
『星空のむこうの国』
7月16日(金)全国公開
出演:鈴鹿央士、秋田汐梨、佐藤友祐(lol -エルオーエル-)、伊原六花、福田愛依、平澤宏々路、高橋真悠、川久保拓司、有森也実
監督:小中和哉
脚本:小林弘利
制作プロダクション:FREBARI 
配給:エイベックス・ピクチャーズ
製作:映画「星空のむこうの国」製作委員会
2021年/日本/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/93分
(c)2021「星空のむこうの国」製作委員会
公式サイト:hoshizora-movie.jp
公式Twitter:@cinemalab_jp

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