『青天を衝け』博多華丸、西郷吉之助として貫禄の薩摩弁を披露 岡田健史のモテ男ぶりも

 一方の血洗島では、平九郎(岡田健史)がその端正なルックスから、村の女性にすっかり持て囃されていた。販売する油は行列をなしてすぐに完売。買えなかった女性客も「お会いできただけでもう……」といったモテっぷりだ。そんな平九郎との恋模様を予感させるのが、栄一の妹・てい(藤野涼子)。「きっと俺はこのまま油売りの平九郎で終わる」と悩みを明かす平九郎を励ますべく、ていは平九郎への好意をほとんどありのままに喋ってしまう。その後も油の入った壺を持とうとした瞬間に、平九郎とていの手が重なり合うというベタベタの展開。演じる岡田健史は現在『桜の塔』(テレビ朝日系)でも広末涼子演じる爽と恋仲にあるが、『青天を衝け』においても見逃せない人物になってきた。

「あまい先んこつが見え過ぎる人間は往々にして非業の最期を遂げてしまうとじゃ」

 そう西郷が栄一に告げていたように、あまりにも早過ぎる円四郎の最期の時がやってこようとしている。第16回「恩人暗殺」は、慶喜(草なぎ剛)にとっても視聴者にとってもつらい回になりそうだ。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
大河ドラマ『青天を衝け』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00~放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00~放送
出演:吉沢亮、小林薫、和久井映見、村川絵梨、藤野涼子、高良健吾、成海璃子、田辺誠一、満島真之介、岡田健史、橋本愛、平泉成、朝加真由美、竹中直人、渡辺いっけい、津田寛治、草なぎ剛、堤真一、木村佳乃、平田満、玉木宏ほか
作:大森美香
制作統括:菓子浩、福岡利武
演出:黒崎博、村橋直樹、渡辺哲也、田中健二
音楽:佐藤直紀
プロデューサー:板垣麻衣子
広報プロデューサー:藤原敬久
写真提供=NHK

関連記事