岡田健史×藤野涼子が『青天を衝け』に新風吹き込む 『ひよっこ』ファンには嬉しい一コマも

 大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)第7回のタイトルは「青天の栄一」だ。栄一(吉沢亮)は惇忠(田辺誠一)と2人で藍売りの旅に出る中で、美しい景色を見ながら胸に浮かぶ思いを漢詩に記す。後に漢詩集『巡信紀詩』として収められる中にはこんな一節がある。

「私は青天を衝く勢いで 白雲を突き抜けるほどの勢いで進む」

 妙義山の険しい峰をよじ登り、辿り着いた山頂から見下ろした絶景に栄一は心を動かされる。掌を太陽に透かし、ゆっくりと握った後の栄一の目には真っ直ぐな信念が宿って見える。つまり、このシーンを持って「青天の栄一」だけでなく、ドラマタイトルの『青天を衝け』までも第7回という早さで回収してしまったのだ。前作の大河『麒麟がくる』のこともあってか、このタイトル回収の早さにはSNSを中心に話題を集めていた。ちなみに、公式Twitterによると、この栄一と惇忠の登山シーンは、ロケ地となった群馬県谷川岳を衣装のまま登った、吉沢亮にとっては今までで一番過酷なロケだったとのこと。

 そして、栄一は血洗島に帰るなり全力疾走で千代のもとへ行き、その思いを告白する。「俺は、お前が欲しい」と。

 第7回では、栄一と千代の初々しくも焦れったい関係性を見守る人物が2人登場する。それが千代の弟・平九郎(岡田健史)と栄一の妹・てい(藤野涼子)だ。もちろん、どちらも子供時代から姿を見せていたが、成長してからのキャストとしては初登場となる。

 先日、最終回を迎えた『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)では浜辺美波が演じる空を一途に思う光役を好演し、『第44回日本アカデミー賞 新人俳優賞』を受賞したばかりの岡田健史が満を持しての登場。心から慕う姉と憧れの栄一の微笑ましい姿に、平九郎は遠くからじっと見守るのみ。平九郎は幕末一のイケメンと言われていた人物で、岡田にとって演じるのはプレッシャーなのだという(『NHK大河ドラマ・ガイド 青天を衝け 前編』より)。