『ドラゴン桜』新シリーズ、初回放送は4月25日に オークラと李正美が脚本を担当
TBS日曜劇場『ドラゴン桜』の新シリーズの初回放送が4月25日に決定した。
本作は、2005年7月期に金曜ドラマ枠で放送され、社会的ブームを巻き起こした『ドラゴン桜』の続編となる新シリーズで、週刊漫画誌『モーニング』(講談社)にて2018年から連載中の三田紀房による『ドラゴン桜2』が原作。前作ドラマの原作である『ドラゴン桜』(2003年~2007年連載/講談社)の10年後のストーリーとなる。
主人公となる元暴走族の弁護士・桜木建二を演じるのは、前作から引き続き阿部寛。桜木がかつて受け持った「東大クラス」の教え子・水野直美役で長澤まさみ、桜木と水野が今作で再建に挑むことになる学園の教頭・高原浩之役に及川光博、桜木法律事務所のNo.2で桜木が最も信頼している弁護士・岸本香役で早霧せいな、学園の理事長・龍野久美子役で江口のりこ、桜木の元教え子役で佐野勇斗、“東大専科”の生徒役で南沙良、細田佳央太、志田彩良、鈴鹿央士、加藤清史郎、平手友梨奈、高橋海人の出演が決定している。
初回放送日決定に合わせて、新ポスタービジュアルも公開に。今作のキャッチコピー「時代に負けるな 今こそ、動け!」には「逆境の時こそ、一歩踏み出そう」というメッセージが込められている。
また、本作の脚本を担当するオークラからコメントが届いた。オークラは、TBSラジオで放送中の『JUNK・おぎやはぎのメガネびいき』や『JUNK・バナナマンのバナナムーンGOLD』を担当する放送作家で、バナナマンや東京03のコント、舞台演出を手がけている。オークラはこれまで、日曜劇場『グランメゾン東京』のParaviスピンオフドラマ『グラグラメゾン・東京~平古祥平の揺れる思い~』(2019年)や、バナナマン・日村勇紀主演のドラマNEO『イロドリヒムラ』(2012年)の最終回の脚本を担当しているが、日曜劇場の脚本を担当するのは今回が初。さらに、2014年に第4回TBS連ドラ・シナリオ大賞で佳作を受賞し、本作の演出を務める福澤克雄が監督した映画『祈りの幕が下りる時』(2018年)や映画『七つの会議』(2019年)などで脚本を担当した李正美も、オークラと共に本作の脚本を担当する。
また、初回は25分拡大スペシャルで放送される。
コメント
脚本・オークラ
『ドラゴン桜』は、阿部寛さん演じる桜木建二の言葉が真髄の物語で、脚本を書いていても、桜木のセリフに鼓舞され「頑張ろう」「もっと勉強しよう」と体の芯が熱くなるような気がします。辛辣で時にユーモラスな桜木と、それに振り回される長澤まさみさん演じる水野直美のコミカルな掛け合いも見どころのひとつだと思います。日曜劇場という新たなステージでどんな『ドラゴン桜』が生まれるのか? 僕も楽しみです。
飯田和孝 プロデューサー
『ドラゴン桜』の大きな幹は、阿部寛さん演じる桜木建二の「キャラクター」と彼の発する「言葉」です。教師ではなくあくまで弁護士、故に自分の利益を第一に追求する、決して生徒と同じ目線には立たない、クールにニヒルに相手を皮肉る。これが阿部さんと話す中で明確に浮かび上がってきたキーワードです。微妙なバランスが求められる桜木像を作るべく、笑いとドラマの融合が、より良い化学反応を起こしてくれることを期待しています。その脚本に個性あふれる実力派俳優陣と、フレッシュな生徒たちが息を吹き込み、日曜の夜、観てくださる皆様に元気と勇気を与えられたらと思っています。
※高橋海人の「高」は「ハシゴダカ」が正式表記。
※鶴ヶ崎好昭の「崎」は「たつさき」が正式表記。
※『グラグラメゾン・東京 ~平古祥平の揺れる思い~』の「・」はハートマークが正式表記。
■番組情報
日曜劇場『ドラゴン桜』
TBS系にて、4月25日(日)スタート 毎週日曜21:00~放送
※初回は25分拡大スペシャル
出演:阿部寛、長澤まさみ、高橋海人(King & Prince)、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太、内村遥、山田キヌヲ、ケン(水玉れっぷう隊)、鶴ヶ崎好昭、佐野勇斗、早霧せいな、山崎銀之丞、木場勝己、江口のりこ、及川光博ほか
原作:三田紀房『ドラゴン桜2』(講談社刊)
プロデュース:飯田和孝、黎景怡
脚本:オークラ、李正美
演出:福澤克雄ほか
製作著作:TBS
(c)TBS