福本莉子主演映画『しあわせのマスカット』ポスタービジュアル完成 新公開日は5月14日

 福本莉子主演映画『しあわせのマスカット』が5月14日よりシネ・リーブル池袋ほかにて全国公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルが公開された。

 本作は、東宝「シンデレラ」オーディション第8回でグランプリを受賞し、2020年には浜辺美波、北村匠海、赤楚衛二と共に主演を務めた『思い、思われ、ふり、ふられ』が公開された福本の単独初主演映画。

 舞台は、フルーツ王国と呼ばれる岡山県。国内No.1となるシェア9割を生産している高級果物でぶどうの女王“マスカット・オブ・アレキサンドリア”を使った果物和菓子に出会って魅了された高校生が、その和菓子を作った会社に入社していろんな失敗を重ねながら、会社、農家、そして2018年7月に起きた西日本豪雨による未曾有の大水害を体験しながらも、自分の夢を叶えようと奮闘する。

 北海道から修学旅行で岡山に来ていた相馬春奈(福本莉子)は、入院中の祖母のために、ぶどうの高級品と言われる“マスカット・オブ・アレキサンドリア”をお土産にしようとしたが、財布を落としてしまう。あまりの値段の高さに諦めに境地だったが、そんな時に見つけたのが、アレキサンドリアをそのまま和菓子にした「陸乃宝珠」だった。手元に残っていたお金でそれを買った春奈は、祖母が食べて喜んでくれたことに感動し、「お菓子は人を幸せにする!」と、その和菓子を発売していた岡山の老舗和菓子メーカーに就職をした。笑顔で元気な春奈だったが、研修中は何をやらせても失敗ばかりで、困った人事部は、昨年の新入社員が半年足らずで辞めてしまったという、偏屈で名高い、ぶどう農家・秋吉伸介(竹中直人)のところに配属させたのだった。拒否されながらもなんとか紳介にくらいつく春奈。なかなか心が通いあえなくても負けずに頑張るその姿に、次第に紳介との距離を縮めていく。そんな時、岡山県に未だかつて経験したことのないという、大雨、大洪水が襲った。

 撮影は2019年5月に岡山市、倉敷市、総社市を中心に岡山県でのオールロケで敢行。当初は2020年公開を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で公開延期となり、今回正式に公開日程が決定した。

 共演には、監督最新作『ゾッキ』が控える竹中直人が、ヒロインと対峙するぶどう園主を演じるほか、中河内雅貴、本仮屋ユイカ、大島蓉子、田中要次、土居裕子、長谷川初範らが名を連ねる。『インターン』の吉田秋生が監督を務めた。

 公開されたポスターは、福本演じる新人社員と竹中演じる頑固なぶどう農園主が対峙し、それを見守る人たちの姿も収められている。

主演:福本莉子 コメント

私が演じた相馬春奈は、何度挫けても明るく輝く太陽のような女の子です。
全編岡山でのロケで素敵な自然に囲まれながらのびのびと撮影させて頂きました。
春奈が台風の目のように周りを巻き込んで紡ぎ出す、笑いあり涙ありの物語をお楽しみに!

■公開情報
『しあわせのマスカット』
5月14日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国公開
出演:福本莉子、中河内雅貴、本仮屋ユイカ、土居裕子、長谷川初範、竹中直人
監督:吉田秋生
脚本:清水有生
製作:丹羽多聞アンドリウ
製作・配給:BS-TBS  
2020年/日本/93分/ヴィスタサイズ/DCP/SR
(c)『しあわせのマスカット』製作委員会
公式サイト:shiawasenomuscat.com

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