岩田剛典にバラ108本のサプライズ! 薄いリアクションを指摘され「それが一番辛い(笑)」

 また今回のイベントでは、ゲストからの質問に観客が事前に配られている「○×(マルバツ)」が書かれているボードで答えるコーナーを実施。まずはMCから「恋人にするなら冷静沈着なキダ(○)か猪突猛進タイプのマコト(×)か」という質問が。すると意外にも岩田は自身が演じた「キダ(○)」を選び、その理由として「(マコトとは)テンションが合わなさそう。生きるスピード感が違う」と語る。一方、「マコト(×)」を選んだ松井は「冷静より、一緒にいてワイワイできる方が楽しいかなと思いました」と回答した。

(左から)松井愛莉、岩田剛典、佐藤祐市監督

 「ドラマの続きを見たいと思いますか?」という質問には、圧倒的に「○」という回答が多かったが、まさかの「×」を掲げた佐藤。ドラマの続編を作りたくない理由について「キダの人生は皆さんに想像してもらうべきなんじゃないかなと思う。映像にするってことはブレない答えを示してしまうことになるので、むしろこうやって岩ちゃんが話している言葉や映画から何かを拾って、みんなが“キダはこの先どう生きていくんだろう”と考えてくれる方がキダというキャラクターが愛されているんじゃないかな」と自論を明かした。

(左から)松井愛莉、岩田剛典

 イベント終盤には、作中では交渉屋としてうまく太刀振る舞っていた岩田にドッキリが仕掛けられる。質問コーナーの流れでMCが「この会場にいる方で、バラをサプライズでプレゼントしたことがある人は?」という質問を投げかけると、会場にいる観客全員が「○」と回答。岩田が「清々しいくらい○ですね……」と怪訝な様子を見せると、なんと奥から108本のバラの花束が。実は観客にもあらかじめ仕込まれていたサプライズで、座長として映画とドラマの両方を牽引してきた岩田に対する会場にいる全員からのサプライズプレゼントだった。108は「トワ(永遠)」とも読め、大切な人へ想いを伝える場で使われている。今回はキダとマコトがある女性に向けてプロポーズ(=大切な人へ思いを伝える)作戦を実行することや、キダとマコト、そしてヨッチ(山田杏奈)幼なじみ3人の“永遠の絆”を描いていることにちなんで、108本のバラの花束が松井の手から岩田に贈呈された。

 もちろん何も聞かされていない岩田は「だからみんな○だったってことですか?」と戸惑いを見せる。ドッキリの間、ずっとノリノリで白々しい演技を披露していた佐藤が「やっぱり岩ちゃんはリアクションが薄かったね」と残念がると、岩田は「それが一番辛いわ(笑)」と落胆した。

 最後に出演者を代表し、岩田が「1回目と2回目ではまた全然違った感じ方ができる作品だと思いますし、頭の中を真っ白にしてぜひ映画館で観ていただきたい作品なので、一人でも多くの方に伝わればいいなと思っています。感染対策等に気をつけて、万全な状態で安全に映画館でやすらぎのひと時を過ごしていただきたいので、どうかこの作品をよろしくお願いします」とメッセージを述べ、3人は観客に手を振りながら会場を後にした。

(左から)松井愛莉、岩田剛典、佐藤祐市監督

■公開情報
『名も無き世界のエンドロール』
全国公開中
出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、石丸謙二郎、大友康平、柄本明
原作:行成薫『名も無き世界のエンドロール』(集英社文庫)
監督:佐藤祐市
主題歌:須田景凪「ゆるる」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)
制作プロダクション:RIKIプロジェクト、共同テレビジョン
配給:エイベックス・ピクチャーズ
(c)行成薫/集英社 (c)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
公式サイト:www.namonaki.jp
公式Twitter:https://twitter.com/namonaki2021
公式Instagram:http://instagram.com/namonaki2021

■配信情報
『Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~』
dTVにて独占配信中
出演:岩田剛典、新田真剣佑、松井愛莉、山田杏奈、石丸謙二郎、金子ノブアキ、柄本明
原作:行成薫『名も無き世界のエンドロール』(集英社文庫)
総監督:佐藤祐市
監督:菊川誠
脚本:相馬光
主題歌:須田景凪「ゆるる」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)
(c)行成薫/集英社 (c)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
公式サイト:https://namonaki.jp/dtv/

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