風間俊介、『麒麟がくる』第42回を語る 「干し柿のシーンがここにつながっているとは……」
2月7日に最終回を迎える大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)。このたび、徳川家康を演じる風間俊介よりコメントが寄せられた。
本作は、大河ドラマ第29作『太平記』の池端俊策が脚本を手掛けた戦国時代劇。織田信長の家臣として知られ、日本史の一大事件のひとつ「本能寺の変」を起こした智将・明智光秀(長谷川博己)を主役とし、その謎めいた半生に光を当てていく。
1月24日放送の第42回では、家康と光秀が正面から対峙する姿が描かれた。風間はこのシーンについて、「一国のあるじとしてではなく、幼いころに干し柿をもらったことのある、戦国を生きるひとりの男として相談しているのではないかと思います」と家康の気持ちを分析している。
風間俊介(徳川家康役)コメント全文
家康はこのシーンで、明智様に自分の国や人生を賭けた決断を相談しますが、三河を束ねる一国のあるじとしてではなく、幼いころに干し柿をもらったことのある、戦国を生きるひとりの男として相談しているのではないかと思います。肩書きや地位を脱ぎ捨てて話ができるのは、きっと明智様だけではないでしょうか。
このシーンの会話は、竹千代が初めて明智様に会った時の話から始まります。あの干し柿のシーンがここにつながっているとは……。『麒麟がくる』をすべてご覧いただいた後、もう一度初めから見直したら、また面白いのではないかと思います。
■放送情報
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00〜放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00〜放送
主演:長谷川博己
作:池端俊策
語り:市川海老蔵
音楽:ジョン・グラム
制作統括:落合将、藤並英樹
プロデューサー:中野亮平
演出:大原拓、一色隆司、佐々木善春、深川貴志
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/kirin/
公式Twitter:@nhk_kirin