上白石萌音×菜々緒×玉森裕太が語り合う“理想の上司像” 「怒ってくれる人って貴重」

 上白石萌音が、2年連続でTBS1月期火曜ドラマの主演を務める。上白石が佐藤健と共演したドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系、以下『恋つづ』)のスタッフが再集結し、ファッション雑誌編集部を舞台にオリジナル脚本で送るラブコメディ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』が2021年1月12日よりスタートする。

 ファッション雑誌編集部に飛び込んでしまった上白石演じる主人公・奈未が、24時間仕事モードの鬼上司・宝来麗子(菜々緒)に巻き込まれ地獄のような忙しさの日々を送っていたが、その働きぶりを間近で見ているうちに“仕事をすること”への意識が変わっていく。さらに子犬系イケメン御曹司・潤之介(玉森裕太)との前途多難な恋に挑んでいく中で、“自分にとって本当に大切なもの”を見つけ、“夢”を持ち、前を向いて生きていく。

 今回リアルサウンド映画部では、この日がそれぞれの初対面となった上白石、菜々緒、玉森にインタビュー。舞台となる雑誌編集部のイメージや理想の上司像について、語り合った。(編集部)

玉森「役を通してキュンキュンできたら」

――それぞれが演じられる役柄について聞かせてください。

上白石萌音(以下、上白石):本当に平凡を愛し、平凡に生きてきた女の子で、今の時点では共感しかない役だなと思っています。普通の女の子が“ファッション業界”という特殊な世界に飛びこんだ時に、どんなことが起こっていくのか。視聴者のみなさんと一緒に楽しみながら、がんばっていける役柄になればいいなと考えています。

菜々緒:ドSで冷徹な上司役ということで、“ボス”ですね。私が得意とするような役柄をやらせていただくんですけど、台本を読んだら英語とフランス語が堪能ということで、今からがんばらなければいけないなと。奈未ちゃんが成長するきっかけになる重要な役回りなので、きちんと演じていけたらと思っています。

玉森裕太(以下、玉森):御曹司で、超天然の子犬系男子をやらせていただきます(笑)。久々すぎるキュンキュンのドラマなので、若干緊張はしているんですけど、観てくださる方がちょっとでも楽しんで、そして胸キュンできるように、一生懸命やらせていただきたいと思います。

――みなさん、ハマり役なのではないでしょうか。

上白石:そう思っていただけて嬉しいのですが、普通を演じるってめちゃくちゃ難しいだろうなって(笑)。そもそも普通ってなんなんだ? というところから始まると思うんですけど、「わかるわかる!」と思ってもらえるような“平均”を見つけつつ、応援してあげたくなるような、奈未ちゃんの魅力をみなさんとお芝居していく中で探せたらいいなと思っています。オリジナル作品なので、答えやお手本がない中でお芝居するというのは、緊張もあり、楽しみでもあり、という感じです。

菜々緒:“強いキャラクター”は自分の代名詞みたいなもので、悪役じゃない役をやると「え~っ、悪役じゃないんですか⁉」と残念がられることもあって(笑)。久しぶりに、ドSで強くてみんなを巻き込んでいくような役を演じるので、自分自身も楽しみです。あとはやっぱり語学。フランス語はまったく聞き馴染みもないので、特訓しないといけないかなとビビりながら準備を進めています。

上白石:(ニコニコと菜々緒を見つめて)でもフランス語、似合うでしょうね。楽しみ。

菜々緒:えぇぇ(笑)。

上白石:「ウィ、ウィ!」って言ってほしい(笑)。

菜々緒:期待に応えられるように、がんばりたいと思います!(笑)

玉森:僕は天然のキャラクターをやったことがないんですけど、無意識に奈未ちゃんを振り回しちゃったりすることもあると思います。でも、自分が最近まったく胸キュンしてないなと感じたので、役を通してキュンキュンできたらいいかなって(笑)。楽しみです。

――どんなところを意識して演じていきたい?

上白石:奈未は全部人並みで、仕事もまあまあっていう要領の良さもあるので、ドジっ子ではないと思うんですよね。なので“(雑誌の編集部は)まったく未知の世界だからわからない”というのをリアルに表現できたらいいなと。今までどんくさい役が多かったんですけど(笑)、奈未は意外とちゃっかりしているというか、「なるべく怒られずにいきたい」みたいな、みんなが持ってるような気持ちを投影できる役にできたらいいなと思っています。

菜々緒:麗子は自己中心的に思われがちなんですけど、本当に奈未のことを思っているから、ちゃんと正論をぶつけるというところがあると思うんです。セリフは奈未に言っているけど、それがテレビの向こう側の人にも響くような、思いをダイレクトに伝える子だったりもして。悪役っぽく見えて悪ではないというか、仕事に対する熱意があるからこそ「普通がいい」という奈未ちゃんには、ただただ厳しい人に見えてしまう。響く人には響くセリフや思いも持っている人なので、そういったものもきちんと伝えられたらいいなと思いますね。

玉森:天然がゆえの思わせぶりな発言とか行動を、観ている方には「今のはどっちなんだろう?」と思ってもらえたら。「本当に天然で言っているのかな?」とか「ちゃんと考えた上で何かしてるのかな?」とか、いろいろ考えてもらえるといいなと思います。すごく難しいニュアンスだと思うんですけど、そこをうまく演じていきたいです。

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