アン・ハサウェイが60年代ファッションに身を包む 『魔女がいっぱい』場面写真公開

 12月4日に公開されるアン・ハサウェイ主演映画『魔女がいっぱい』の場面写真が公開された。

 本作は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールのもうひとつの人気作を、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスが監督を務め映画化したファンタジー。

 豪華ホテルに現れた美女は、世界一恐ろしい大魔女“グランド・ウィッチ”。実は魔女は世界中に潜んで人間にこっそり悪さをしている。彼女たちの秘密の企みと偶然それを知ってしまった少年の運命とは。

 大魔女“グランド・ウィッチ”を演じるのは、『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』のハサウェイ。さらに、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したオクタヴィア・スペンサー、『プラダを着た悪魔』でハサウェイと名コンビを見せたスタンリー・トゥッチらが脇を固める。製作陣には、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ、『ゼロ・グラビティ』『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンなど、ハリウッドを代表する監督たちが集結した。

 公開された場面写真では、ハサウェイのレトロモダンな60年代ファッションが切り取られている。千鳥格子柄のセットアップや大きなリボンがあしらわれたピンクのコートなど、1960年代に流行した柄の組み合わせやカラフルでポップな色使いを取り入れたファッションを着こなしているハサウェイ。さらにグランド・ウィッチのヘアメイクは、マリリン・モンローが参考にされている。

 そうしたレトロモダンなファッションは、アカデミー賞を2度受賞し、ゼメキス監督作品を数多く手掛ける衣裳デザイナーのジョアンナ・ジョンストンが担当。ハサウェイ自身の意見も取り入れて一緒にグランド・ウィッチのファッションを作り上げていったそうで、ジョンストンは「アンはプロフェッショナルな女優というだけでなく、一緒に仕事をするのがとっても楽しい人だったわ」と振り返っている。

 ハサウェイはグランド・ウィッチについて「彼女は世界をとてつもなくつらい場所だと感じているの。すべてを嫌っていて、彼女に幸せを与えられるものは何もない。だから他の人にも痛みを与えようとするんだけど、その方法が期待通り最高に素敵なのよ!」と明かしている。

■公開情報
『魔女がいっぱい』
12月4日(金) 全国公開
監督:ロバート・ゼメキス
製作:ギレルモ・デルトロ、アルフォンソ・キュアロン
出演:アン・ハサウェイ、オクタビア・スペンサー、スタンリー・トゥッチ
原作:ロアルド・ダール『魔女がいっぱい』(評論社)
配給:ワーナー・ブラザース映画
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