白夜の街ヘルシンキで生まれた、いちばん切ない純愛 フィンランド映画『ブレスレス』12月公開

白夜の街ヘルシンキで生まれた、いちばん切ない純愛 フィンランド映画『ブレスレス』12月公開

 第72回カンヌ国際映画祭監督週間で上映されたフィンランド映画『Dogs Don’t Wear Pants(英題)』が、『ブレスレス』の邦題で12⽉11⽇より公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルと場⾯写真が公開された。

 本作は、ヴェネチア国際映画祭やトロント国際映画祭など世界40カ国の映画祭で上映され、本国フィンランド・アカデミー賞(ユッシ賞)で7部⾨にノミネートされ、作品賞と監督賞を含む4部⾨を受賞した『2⼈だけの世界』のユッカペッカ・ヴァルケアパー監督最新作。⽣と死の世界を時間や⾳で表現する繊細な演出で、愛と再⽣の物語を描き出す。

 妻を不慮の事故で失い、死んだように毎⽇を送っている外科医のユハ。救いを求めた先は、ふと迷い込んだSMクラブだった。喉元を締め付けられ、窒息⼨前の⽣死をさまよう中でだけ、妻と再会できる。失意の中を⽣きてきた男と、痛みを与えることでしか⽣きられない⼥。出会ってしまった⼆つの悲しみは、誰にも奪えない唯⼀無⼆の愛へと発展していく。

 主人公ユハを演じたのは、ゲイアートの先駆者でありフィンランドの国⺠的芸術家の半⽣を描いた『トム・オブ・フィンランド』でトムを演じたペッカ・ストラング。妻を亡くして喪失感を抱え、死の淵でのみ⽣きる糧を⾒つける男という難役に挑んだ。また、ドミナトリクス(⼥性の⽀配者)として⽣き、ユハとともにさらなる危険な愛の領域へと⾜を踏み⼊れることになるモナを『マイアミ』『ラストウォー1944 独ソ・フィンランド戦線』のクリスタ・コソネンが演じる。

 公開されたポスタービジュアルでは、ユハとモナの異質な愛の形が垣間⾒える写真と、SMルームの真っ⾚な照明が切り取られている。

 あわせて公開された場面写真では、死んだように⽣きていた⽇常からSMの世界に⾜を踏み⼊れ、次第に⾮⽇常の中でこそ⽣を⾒出していく男⼥の姿が写し出されている。

 また本作は、現地時間10⽉14⽇に発表された2020年ユッシ賞(フィンランド・アカデミー賞)で9部⾨にノミネートされ、主演男優賞ほか6部⾨受賞という快挙を成し遂げた。

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■公開情報
『ブレスレス』
12⽉11⽇(⾦)ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次ロードショー
出演:ペッカ・ストラング、クリスタ・コソネン、イロナ・フッタ、ヤニ・ヴォラネン、オーナ・アイロラ、アイリス・アンティラ、エステル・ガイスレロヴァー
監督・脚本:ユッカペッカ・ヴァルケアパー
プロデューサー:アレクシ・バルディ、ヘレン・ヴィノグラードフ
撮影:ピエタリ・ペルトラ
美術:カイサ・マキネン
⾳楽:ミハル・ネイテク
提供:クロックワークス
配給:ミッドシップ
宣伝:ミラクルヴォイス
2019年/フィンランド/105分/カラー/スコープサイズ/英題:Dogs Don’t Wear Pants
(c)Helsinki-filmi Oy 2019
公式サイト:breath-less.com

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