パトリック・J・アダムス、ジェイク・マクドーマンらが『マーキュリー・セブン』での役作りを明かす

 Disney+(ディズニープラス)にて独占配信中のオリジナルドラマシリーズ『マーキュリー・セブン』。キャストのパトリック・J・アダムス、ジェイク・マクドーマン、コリン・オドナヒュー、製作総指揮の1人であるジェニファー・デイヴィソンが、本作の貴重な舞台裏を明かした。

 トム・ウルフによるベストセラー原作『ザ・ライト・スタッフ 七人の宇宙飛行士』を初ドラマシリーズ化した本作は、アメリカとソ連の間で繰り広げられた宇宙開発競争初期に、アメリカ初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」に抜擢、“マーキュリー・セブン”と呼ばれた宇宙飛行士7人の実話を描く。1984年には、映画『ライトスタッフ』としても映像化されている。

 ドラマ『SUITS/スーツ』のアダムス、映画『アメリカン・スナイパー』『リミットレス』のマクドーマン、Disney+で配信中のドラマシリーズ『ワンス・アポン・ア・タイム』のオドナヒューらが“マーキュリー・セブン”を演じる。

 アダムスは物語の中心人物となる海兵隊のテストパイロットのジョン・グレン少佐を、マクドーマンは海軍史上最高のテストパイロットのアラン・シェパード少佐を、オドナヒューは最年少のゴードン・クーパー大尉を演じている。

パトリック・J・アダムス

 アダムスは今回の出演にあたって「14歳くらいの時に父がくれたトム・ウルフの原作『ザ・ライト・スタッフ-七人の宇宙飛行士』を読んで、その頃から大好きだったんだ。だからシリーズ化すると聞いて、自分がどんな役を演じるのか、役がもらえるのかも全く分からなかったけれど、出演したくて話に飛びついた」と明かす。

 脚本はアダムスにとって印象深かったようで「マーク・ラファティの素晴らしいパイロット版の脚本を読んだら、その気持ちがさらに強くなった。映画『ライトスタッフ』以外では語られてこなかったストーリーだと思うんだけど、すごいんだよ。映画は3時間だったけど、“マーキュリー・セブン”の物語にはもっと長い時間とディテールが必要だし、もっと注目されるべきだといつも感じていたんだ。だからシリーズ化にものすごくワクワクしたよ。そういうわけで参加したんだ」と語った。

ジェイク・マクドーマン

 一方、映画版を観たことがなかったというマクドーマンも脚本の魅力に惹かれたという。「脚本を読んだ知り合いの俳優たちは口を揃えてその話で盛りあがっていて。いよいよ自分にも話が来て、オーディションを受けることになって脚本を読んだんだけど、皆の言う通り素晴らしい脚本だった。“マーキュリー・セブン”のメンバーから、奥さんや家族、NASAのスタッフたちまで膨大な数のキャラクターが登場する。こんなに大勢のキャラクターのバックグラウンドをまとめ上げたマーク・ラファティの才能は尋常じゃないよ」とラファティの脚本を絶賛した。

コリン・オドナヒュー

 もともと映画の大ファンのオドナヒューも「とにかく二人の言う通り素晴らしいストーリーなんだ。宇宙のことなんて誰も何も知らなかった時代に、核ロケットの上に座って宇宙に行こうとした驚くべき男たちの素晴らしい物語だよ 」と同意を寄せる。

 デイヴィソンは本作の始まりについて、「レオナルド・ディカプリオがパートナーで、私たちは複雑なキャラクターで、男性を中心にした企画を探していたの。多くの偉人たちを見て『偉大であるために私生活や仕事上で何を犠牲にしたんだろう?』と思った。私たちが宇宙計画に携わった人々を調べていて、『ちょっと待って、ここに7人いるじゃない。偉大で複雑なキャラクター7人が』と飛びついた。そして、原作者のトム・ウルフが亡くなる前にこのドラマシリーズ化の話ができたの。彼は私たちと同様に、映画を賞賛していてリスペクトしていたのだけど、同時に映画では彼らのことを充分に見せきれていないと感じていた。だから、『やってみよう』と決断してくれたのよ」と明かす。

 

実話を元にしたという本作。アダムス自身もグレン少佐を演じる上で、たくさんの発見があったようで、役作りにあたってあらゆる資料に目を通したという。

 アダムスはグレン少佐について「一番驚いたのは、彼が詩人で詩を書くのが好きだったということだね。小さな紙に書かれた詩で、彼が優れたエンジニアで腕利きのパイロットであったことが確かになったんだ。彼の信仰生活や、奥さんや家族との美しい関係は多くの記録がある。でも、詩人だったことや、小さな紙片に彼の手で書かれた詩を見つけたりすることが、情報を解析して彼の頭の中に入り込もうとしている僕を驚くほど助けてくれた」と語った。

 一方マクドーマンは、自身が演じたシェパード少佐について「彼はプライベートを出さない人間で、パトリックのジョン・グレンとは全く逆だった気がする。彼はこの仕事のせいで超有名人になるのがとても心地悪くて、知名度や立ち回り方が、宇宙計画での成功にどれだけ影響するのか疑問に感じていた。彼の考え通りなら、私生活や人気の有無は関係なく、スキルが全てになっていたんじゃないかな」とコメント。

 オドナヒューはクーパー大尉を演じるにあたっては「全部パイロット版の脚本から得たようなものだった。幸いとても優れた脚本だったから、そこから何かを紐解くことができたよ。本当に脚本がとても良くて、でもそれ以上に、本当に素晴らしいと感じたものに参加できて、実在するアメリカのヒーローを演じることに興奮した。僕は(アイルランド出身なので)訛りが大丈夫かを一番気にかけていて、ちゃんと出来ているか確認するのが課題だった。でも個人的には、そういうことばかり考えて特定の方法で誰かを表現することにこだわると、演技にとても悪い影響を与えかねないと思っていて。だから、とにかくトライして、そんなことは気にせず流れに乗ってセリフを言うのが一番いいと思うんだ。リサーチする時間は全くなかったけど、いいゴードンを演じられていることを願うよ」と明かしている。

■配信情報
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『マーキュリー・セブン』(全8話)
ディズニープラスにて、独占配信中
製作総指揮:マーク・ラファティ、ジェニファー・デイヴィソン、レオナルド・ディカプリオ、ウィル・ステイプル、ダニー・ストロング、ハワード・コーダー
出演:パトリック・J・アダムス、ジェイク・マクドーマン、コリン・オドナヒュー、アーロン・スタトン、ジェームズ・ラファティ、マイカ・ストック、マイケル・トロッター
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