『#リモラブ』はオフと職場のギャップに注目 波瑠、篠原涼子や北川景子に続く“水10ヒロイン”に?

 10月14日22時スタートの連続ドラマ『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』で、日本テレビ系ドラマ2年ぶり主演となる波瑠。前回は『サバイバル・ウェディング』でラブコメヒロインを演じたが、今回もラブコメらしい内容で、恋愛をさぼってきた“おひとりさま”ドS産業医が、SNSをきっかけに恋へと目覚めるさまを演じる。

 波瑠と言えば、クールな雰囲気とともに、物語が進むにつれどこか親しみも湧いてくるような、そんな魅力を持った女優だ。

 2016年の『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(関西テレビ・フジテレビ系)では、殺人犯の心理に異常な好奇心を示す刑事役を演じ、闇を抱える猟奇的な自分と向き合うシリアスな演技を見せる一方で、『世界一難しい恋』(日本テレビ系)で、大野智演じるホテルの若社長に一目惚れされるコンシェルジュのヒロインを演じ、大野とのユニークなかけ合いを披露。シリアスもコメディも演じ分けられる二面性が波瑠の長所でもある。

 『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』で波瑠が演じるのは、「社員よ健やかに生きやがれ」をモットーに、1000人以上の社員たちの健康を守る産業医で、もう長いこと「恋愛をさぼってきた」大桜美々。ドSで完璧主義な性格から社内で“診療室の独裁者”と恐れられていた彼女が、顔も名前もわからない誰かにSNSで恋をすることから、新たな一歩を踏み出していく。

 波瑠のクールなイメージがあるからこそ、ドS演技の面白さと、自身の恋心に気づき困惑する美々の愛らしさがより際立つことになりそうだ。『サバイバル・ウェディング』では、婚約破棄されたアラサー女子を演じ、恋も仕事も全力な姿勢が共感を呼んだが、今作は今まで以上に恋愛下手で奥手。ただこの気っ風の良い感じは、どこかブレイクのきっかけになったNHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の今井あさ役を思い出させ、実はこれまで積み重ねてきたキャリアが活かされている役とも言える。

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