福士蒼汰が明かす、悪役の“自由度” 『DIVER-特殊潜入班-』で感じた芝居のありがたみ

「求めてもらえる環境が嬉しい」

ーー既に撮影は終えられているそうですが、野村さんとの共演だけでなく、この作品で印象に残っているエピソードや好きなシーンはありますか?

福士:潜入の話でいうと、大学に潜入するのが一番おもしろかったです。神戸にある本物の大学のキャンパスをお借りして、男女の若いエキストラさんをたくさんお呼びして撮影して。僕は大学に行っていないので、大学生活を疑似体験できました。久しぶりに青春ドラマや映画に出演した感覚になって、懐かしいなとも思ったり。またこういう青春ドラマを撮りたいなと思いながら、その潜入をしていました。

ーー第1話では街金業者に潜入していましたが、第2話で大学に潜入するというシーンですね。

福士:今回、潜入先で全く違う顔をしているというのがおもしろくて。潜入中のストーリーも見どころ満載です。親分に認められてどんどん出世していく子分の物語もおもしろいし、潜入パートにも注目していただきたいです。

ーー第1話でいうと安藤政信さんとのやりとりが魅力的でした。安藤さんとはいかがでしたか?

福士:安藤さんは、ピュアで繊細な方だったのですが、お芝居はすごく熱く真っ直ぐ演じてくださったので、僕はそれをいなすという関係性が成り立ったなと思っていて。お互いがいなし合うような関係だったら、噛み合ってる感じに僕は物足りなさを感じてしまうのですが、噛み合っていない関係性のおもしろさを、2人で表現できたかなと思います。

ーー撮影の話でいうと、今回、コロナ対策をされた上での撮影だったと思うんですが、撮影現場でこれまでの作品との感覚の違いなど心境の変化はありましたか?

福士:「自分たちが仕事していいんだ」というのを強く感じるようになりました。エンターテインメントの産業が生活必需品でもない中で、求めてもらえる環境が嬉しいです。大阪・神戸で場所をお借りしたのですが、「使っていいよ」と言ってくれる方たちのあたたかさや、「観てるよ」「観るね、頑張ってね」という声をかけてくれる方たちのありがたさを感じました。いままでもそういう部分に気づいてはいたけど、今回より深く感じました。

■放送情報
『DIVER-特殊潜入班-』
カンテレ・フジテレビ系にて、毎週火曜21:00〜放送(全5話)
出演:福士蒼汰、野村周平、安藤政信、りょうほか
原作:大沢俊太郎 『DIVER-組対潜入班-』(集英社)
脚本:宇田学
演出:宝来忠昭、木村弥寿彦(カンテレ)、西片友樹
プロデュース:萩原崇 (カンテレ)、大城哲也(ジニアス)
制作著作:カンテレ
(c)カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/diver/
公式Instagram:https://www.instagram.com/diver_ktv/
公式Twitter:@diver_ktv

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