3時のヒロイン 福田麻貴、『危険なビーナス』で連ドラ初レギュラー出演 素性の知れない看護師役に

福田麻貴、連ドラ初レギュラー出演

 3時のヒロインの福田麻貴が、妻夫木聡主演のTBS日曜劇場『危険なビーナス』で連続ドラマ初レギュラー出演を果たすことが発表された。

 東野圭吾による同名小説を原作とした本作は、とある失踪事件をきっかけに、主人公が巨額の遺産をめぐる謎に挑むラブサスペンス。東野の小説が日曜劇場でドラマ化されるのは、『新参者』(2010年)以来10年ぶりで、脚本を『グランメゾン東京』(TBS系)の黒岩勉が手がける。

 妻夫木演じる主人公・手島伯朗は、正義感が強くウソのつけない独身獣医。ある日突然、「弟の妻」と名乗る謎の美女・矢神楓(吉高由里子)が現れ、弟・明人(染谷将太)が失踪したと聞かされる。困っている女性を放っておけない伯朗は、その美女と共に失踪した弟の行方を追うことに。そして、30億もの遺産が絡んだある名家の争いに巻き込まれていく。

 そのほか、名家「矢神家」の養子で若手実業家の矢神勇磨を演じるディーン・フジオカ、伯朗が副院長を務める池田動物病院の看護師・蔭山元美役で中村アンが出演するほか、小日向文世、戸田恵子、麻生祐未、斉藤由貴、坂井真紀、安蘭けい、田口浩正、堀田真由、栗原英雄、池内万作、結木滉星が共演に名を連ねる。

 福田が演じるのは、矢神家当主・矢神康治(栗原英雄)の専属看護師・永峰杏梨。康治は末期がんで余命いくばくもなく寝たきり状態であり、その看護のため杏梨は頻繁に屋敷に出入りしている。矢神家の人間ではないものの、一族の強欲さや狡猾さを間近で見てきており、屋敷の内情もよく知る人物だ。一方で、仕事以外のことをあまり口にせず、杏梨自身は素性の知れない一面も。明人を捜すため矢神家にやってきた伯朗と楓にどう絡んでいくのか……。

福田麻貴 コメント

この作品に出演するというお話をいただいた時は、本当に信じられなくて絶対にドッキリだと思っていました(笑)。でも、台本をもらって初めてこの話は本当なんだと思って、改めてびっくりしました。このドラマは日曜劇場という由緒ある枠ですし、出演者の皆さんも錚々たる俳優さんたちなので非常にプレッシャーを感じていますが、足を引っ張らないように頑張りたいと思っています。
私が演じる杏梨は、一見普通の看護師のように見えて、ちょっと哀愁があり、実はいろいろなものを背負っている女性です。杏梨が持つ哀愁をじんわりと表現できたらなと思っています。
この作品はとても展開が早く、台本を読むだけでもジェットコースターに乗っているような楽しい気分になります。放送が始まったら視聴者の皆さんも楽しくてしょうがなくなると思います。観ている方があっと驚いて、感情移入できる作品になるよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください。

■放送情報
日曜劇場『危険なビーナス』
TBS系にて、10月11日(日)スタート 毎週日曜21:00~21:54放送
出演:妻夫木聡、吉高由里子、ディーン・フジオカ、染谷将太、中村アン、堀田真由、結木滉星、福田麻貴、麻生祐未、坂井真紀、安蘭けい、田口浩正、池内万作、栗原英雄、斉藤由貴、戸田恵子、小日向文世
原作:東野圭吾『危険なビーナス』(講談社文庫)
脚本:黒岩勉
プロデューサー:橋本芙美(共同テレビ)、高丸雅隆(共同テレビ)、久松大地(共同テレビ)
演出:佐藤祐市、河野圭太
編成:佐藤美紀、高橋秀光
製作:共同テレビ、TBS
(c)TBS

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